天気の子 君の名は をはじめとした新海誠作品の素晴らしさについての考察

皆さん「君の名は」を覚えているだろうか?
当然記憶に残っている人は多いだろう
もののけ姫 ハリーポッターを抜いて興行収入では
日本歴代5位の250億円を叩き出した
歴史に残る映画作品である。
しかし、新海誠の前作である「言の葉の庭」は
興行収入1.5億円である。決してその頃の新海誠監督は有名だと言えなかっただろう。
ではなぜこんなにも
「君の名は」は流行ったのだろうか?
また新海誠監督の次回作の「天気の子」も
歴代13位である、それもなぜ流行ったのだろうか。

考えられる理由は3つある。
1つ目は、圧倒的グラフィックである。


とんでもなく美しい これが全て人の手によって
描かれたものだというのも 
当たり前だが感動だ。
人間の得る情報の8割が視覚情報だと言われている
それを新海誠監督は存分にわかって。
美しさで私たちの脳をキャパオーバーさせようとしてくる。

理由は驚くべきことにまだ2つ残っている。
2つ目は
当たり前であるが、ストーリーの良さである。
新海誠監督はボーイミーツガールにSFを加えたような作風だが、その意外に単純なボーイミーツガールという物語主軸に素晴らしい技術を隠している。

まだ見ていない人のために明言は避けるが
「君の名は」の入れ替わりの真相や
その真相が忘れられた経緯は、
ちゃんと説明されており、わかりやすかった。
また、最初を三葉視点最後を瀧視点で描いており
入れ替わりで頭がごちゃごちゃすることはなかった

「天気の子」では、意味合いの違う
二つの大切なものの二択という
状況を切なくも美しく描いている。

私は個人的に「天気の子」がダントツで好きで
何度も見ているが、毎回同じシーンで感動する。
そのような素晴らしいストーリーを描き
グラフィックまでこなしているのだから
本当に新海誠監督はすごい。

3つ目は
映像と音楽の圧倒的マッチングである
映画では必ずと言っていいほど音楽が入る。
それは映像に+‪αするためのものであるが、
新海誠監督の作品では、映像と音楽が掛け算される

実は、新海誠監督の作品では音楽を作ってもらったあとに映像を作るそうだ。
そのためミュージックビデオの形式のように
映像を見せることで、映像と音楽の
圧倒的マッチングを実現しているのだ。


新海誠作品の素晴らしさが少しでも伝わってたら嬉しい。


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