過疎化について思うことと解決方法の考察


過疎化とは特定の地域での人口が減少していく
という現象の名称である。
特に中国地方や四国地方で多いとされる過疎化は
なぜ起こるのか、

皆さんは
有名大学と言われると何を思い描くだろうか
東京大学 京都大学 名古屋大学 大阪大学 上智大学
早稲田大学 慶応義塾大学などが挙げられるだろう
ではその大学の共通点はなんだろうか
そう都市にあると言うことである。
いい大学が都市にあると地方から
そこに進学してくる人が多くなり、
そしてそのまま都市で就職することになる
なぜ故郷に戻らないのか
理由は簡単である、
都会の方が便利で、賃金も高いからだ
そのようなメリットを捨てて
地方に戻る人はいるのだろうか
そう考えてみると当然のように思える。

では過疎化を解決するにはどうすれば良いのか
簡単に言ってしまえば、
地方が都市のメリット以上のメリットを提供できる
ようにすることだ
具体的には
賃金を高くすることやホワイトな企業であることをアピールするなどだ
しかし
ただでさえ過疎化により客が減少しているのだから
賃金を高くすることは非常に難しい。
だがもうひとつ方法があると私は考える
いい大学を地方に作ることだ
地方のいい大学は割と沢山ある
例えば秋田県の国際教養大学である
この大学は、偏差値も高く 国公立大学で
就職が日本でトップクラスにいい

ではなぜこのような田舎の大学が人気なのだろうか
国際教養大学は国公立大学であるが
入試日程が他の大学と違う
多くの国公立大学は2月25日に2次試験が
行われるが、
国際教養大学は2月25日以外での
日程で受けられるのだ
つまり国公立大学の前期試験の他に国際教養大学
の別日程を受けられるということは
国公立大学を受験する回数が多くなり
国公立大学に受かりやすくなるということである。
そのため国際教養大学は、田舎にあるにも
かかわらず倍率が高くなり結果的に
偏差値が上がったのだ
さらに国際教養大学は1次試験の入試科目を
5科目  3科目  1科目
の中から選ぶことが出来るのだ
一般的に国公立大学は
英語数学国語社会理科の全ての教科を
1次試験で受けなければならない
その全ての教科で合格点を出さなければならない
だが国際教養大学ならば3科目や1科目の受験形式
であれば私立文系志望でも受けることが出来る
それも人気が高い理由だろう、
つまり
過疎化を防ぐためには
いい大学を地方に作り、受験生が受験しやすい
科目設定にすれば良いのだ。



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