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脚本メモ60:セイレーンの円盤

概要

大量の信者を地獄のような生活に堕とした宗教団体がとある転生者によって壊滅させられ世界が平和になる


キャラクター

山口 ヒロヤ:新興宗教にハマる母親を持つ。
父が死去してから母が宗教にハマり日々疲れが溜まっている26歳。
プライベートでは彼女はなく母親が心配なので実家暮らし。
日々、ネットで平和真理教について独自で調査を行っている。
普段は漁師の競りを行い魚屋に魚を卸している。


ムーン・クレイン
平和真理教という新興宗教のトップ。
一人暮らしの働いてる女性を狙って洗脳を行う。
ご先祖が良いことをしていれば自分に良いことが起き、悪いことをすれば悪いことが起きると考える。つまり色んな人に愛を与えよう!そして自分の心の大きさを金額で示してくださいと金を出すように仕向ける。

山本 :政治家だが平和真理教の信者の味方をつけようと宗教に媚びている。



ストーリー

・ヒロヤの母親は平和真理教という新興宗教に5000万円ものお金を貢いだことで苦しい借金生活を送っていた。
漁業関係の仕事で疲れて家に帰るとまた母親の宗教関連のグッズが増えており、しかし母親が心配で実家から離れられず、口喧嘩が絶えないこともある。宗教は亡くなった父親のためというのが理由だ。

・この先も続くと考えると嫌になってしまい、海の中で自殺を図ることにした。
しかし目が覚めるとそこは見知らぬ島でどうやら流れ着いたらしい。

・喉が渇いたので島の奥に進むと泉がありそれを飲んだ。
すると精霊が現れ島に到着したのは五人目だと告げた。
そこの聖なる泉を飲んだ者は『鱗の円盤』と『羽根の円盤』のどちらかに手をかざすことで能力を手に入れることができる。
『鱗の円盤』を選んだ者は「人を魅了する歌声を」、『羽根の円盤』を選んだ者は『毒をかき消す風を』手に入れることができるという。

・人に絶望をしていたヒロヤは人を魅了する気分にはなれないので羽根の円盤を選び『毒をかき消す風』を手に入れた。
精霊曰く、『羽根の円盤』を選んだのはヒロヤが初めてらしい。

・気がつくと再び海辺に戻っていた。
漁師の人たちが助けてくれたようだが、彼らの顔を見てみると何やら色のついたオーラのようなものが見える。
手をかざして払ってあげようとすると右手から風が吹き、オーラのようなものが消えていく。
すると漁師の人が「なんか体が軽くなった気がするなぁ」と話している。

・家に帰ると母親の周りにはドス黒いオーラが漂っていた。
そこで再び右手でオーラを払っていくとかなり手強いがオーラが消えていく。
すると母親は久しぶりに会ったかのような晴れた顔になり、「あれ、どうしたの?」と声をかけてくれた。

・数日後、「なんであんな宗教にハマったのかねぇ」と母親は話し始めた。
どうやら右腕でオーラを払うことによって何か人の中に眠る毒のような効果を消せるらしい。

・新興宗教のリストを手に入れ、ゲリラ的に信者の洗脳を外していく計画を思いついた。
自ら母親の宗教の伝手を使って勧誘に乗って会合に参加する。

・そこで信者の洗脳を解いていく。
最終的に元信者の仲間を作ってボスである教祖のムーン・クレインと対面し教祖の能力を消し去った。

・しかし、信者は残り続ける。
彼らの中には能力に頼らずに自ら宗教の考えを本当に信じてしまった者もいるのだ。

・洗脳が解けた人たちに本当のことを世間に話してほしいと頼んだところ、元信者の人たちがネットで動画やブログを次々と配信し始めその影響は海外にまで広がるようになった。

・世間の声から平和真理教に関わったとされる政治家や企業の偉い人間などは次々と辞職に追い込まれていった。
別の世界ではなく何気ない今の日常の中にこそ幸せがあると気づく人が増えてくれた。

・だが、とある牛丼屋の社長は「あの教祖は能力者だったか。バレる者なのかねぇ。」と独り言。
牛に対して「お前らの肉を食べた者を牛丼中毒にしてシャブ漬けにするぞ!」と語り、また別の敵が見えてくるのであった。。。


参考にした動画

山口広弁護士が旧統一教会が行っている『信者勧誘の手口』を公開!


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