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暗闇の中の光となれ|【MikaGoRock美加語録】

その早朝、発心について振り返らなければならなかった。


私はどうして発心したのか、その理由は何だったのか、
何を目指していたのか?


いつの間にか曖昧になる部分、すり替わってしまった事、
真っ直ぐに突き進みながらも、迷う事。
勘違いしていた事、僭越だった事。

そして朝、川の横で天真一法をした。
空は青く、あまりにも大きい。


眼の端にトンビの大群がいた。
大群は大空を円を描いてグルグル回っていた。


十位瞑想法をした。
天頂位で天を仰いでいた。


するとトンビの大群がこちらに向かってきた。
それはトンビではなく、カモの大群だった。
三角形で飛んでいく大群は見たことがあるが、
グルグル回る群れは初めて見た。

天頂位の真上を円を描きながら流れていった。

証光をした。


遠くの山の稜線と電波塔の交わる一点を見つめた。
昨夜から情けない自分というものに凹んでいたので、
自我というものがすっかりしょぼんと静かになっていた。


一点を見つめることは、至極簡単だった。
目の前を右から左へと流れていく川を感じながら、
青空を感じながら、立っていた。

その的が光になった。
それはわたしの目指すべき光だった。


同時に、私という存在の光だった。

命の光であり、この地球に生まれた理由の光だった。
それは遠くの的から放たれる光であり、
今此処の内なる光でもあった。


創造という最高の作品でもあり、
今現在の私の可能性だった。


そしてその光は私であり、私でもなかった。

涙があふれた。

その光は、ただ光っていて、
そしてただそれだけで美しく、
全ての時間と空間と可能性とをもった存在の光だった。
私が絶対に見失ってはいけない、存在の源だった。

光に平伏し、
自分に平伏し、
大地に平伏し、
天に平伏し、

周りの全ての大自然に平伏した。

そうするしかなった。

悲しみも苦しみも喜びも愛も憎しみも誤解も慈悲も、
全ては光の中の塵だった。


この大宇宙において、自身の証命は光だった。

それは私がこの地球に命をいただき、
全てのことを経験しながら、輝かせる光。


それは私の心ひとつでしかなく、
私自身の創造であり、
私の創造でさえも無い。

天と地と今生きている私と、
大いなる天真の中で何を迷うことがあろうか?

この与えられた全ての本性は光であるのだから、
その中で命を輝かせることが、
なぜこんなに難しく思えてしまったのか?

証光を終えて、周りの景色を見ながら、
山の稜線も、河川敷も、サッカーをしている子供たちも、
犬や鳥や樹木や空や雲や石ころや、
全てがそれぞれの命を難なく輝かせている。

その中を歩きながらもひとつに溶けている私の命が、
なぜ輝いていないと思えてしまうのか?

大宇宙はこんなにもはっきりと光である世界を顕している。
目の前に。
私自身の中に。
その光をこの地球の全ての人々と分かち合うことが、
なぜ難しいと思えてしまうのか?

そんな愚かさをたくさん見つけながら、
それさえも光であると、
樹木はざわめく。

煩悩即菩提。

煩悩と菩提は表裏一体ではなかった。
それは全く同じものだった。

カラスがカラカラと笑いながら知らぬ顔をして
目の前をすり抜けていった。

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*太字は天真思想&天真体道の型

(photo: ©MikaRin)









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