お母さんのホットケーキ🥞

一人暮らしをはじめてもう何年も経つ

そして最近、お菓子作りにはまっている。

お菓子作りは初心者なので
ホットケーキミックスを乱用。

今まで作ったものはクッキー、スコーン、パン
そして王道のホットケーキ

今回の主役はこのホットケーキ🥞

袋の裏に書いてある通りに作ってみたら
思ったより火の通りが遅くて時間がかかった

そして見た目は上出来だが食べたら半生だったり

次はきちんと蓋をして作ってみたが
思ったより火が通りすぎて固かったり

ホットケーキを作るのはこんなに
難しかったっけ？と不思議になった

我が家では朝ごはんやおやつに
お母さんがよくホットケーキを焼いてくれた

卵焼きも砂糖たっぷりの甘党一家なので
市販のホットケーキミックスには
砂糖は入れなくてもいいが
砂糖がたっぷり入っているあの味が
幼い頃から慣れ親しんだ我が家のホットケーキだ

ふとあの味を食べたくなってホットケーキを
作っても全然あの味にもならないし
やわらかくてしっとりした
あのホットケーキにもならない

あの味をあの食感を想像して期待して食べても
全く違うものが出来上がりがっかりする日々。

簡単に再現出来ると思っていたのに
こんなに難しいなんてと驚き

なおさら食べたくなる
ホットケーキ欲が増していっていた

実家に帰省するタイミングがあり
お母さんが食べたいものがあれば
リクエストしてくれと連絡があった

あ、お母さんが作るホットケーキ食べたい
本当は5つ程リクエストをしたかったが
絞って最終的に3つにした

ポテトサラダ
魚の天ぷらか唐揚げ
ホットケーキ

全部実家ではよく出てくるメニューで
すきだけど一人暮らしではわざわざ作るのを
ためらっていたおかず2つ

夜に帰省し、さっそくその日の夜ごはんに
魚の唐揚げがでてきて嬉しかった！

そして次の日の朝、起きて1階に降りると
例のホットケーキを作るお母さん
今から焼こうとしている所だった

チャンスと思い自分で作っても上手くいかない
思い通りのホットケーキにならないことを伝え

コツを聞きながら実際に焼く一連の流れを
見て習得して帰ろうと思った

フライパンを温めて一度濡らしたタオルで
ジューっと冷ますのは一緒だ

生地をサラサラにし過ぎない
そして焼きはじめて蓋をする所までも同じ

ここから袋の裏には生地に少しプツプツ
穴があいてきたらひっくり返し蓋をして
弱火で3分と説明してあり
その通りに作っていたのだが

お母さんいわく、それはひっくり返すのが早い
かなりプツプツして穴があいてきたら
ひっくり返し蓋をして待つ

我が家流のやわらかさにするには
裏の説明通りだと少し早くひっくり返して
いたため、ひっくり返してからも焼く
時間がかかり、固くなる原因だったようだ

謎が解けた
やっと待ち望んでいた甘くてやわらかい
お母さんのホットケーキ

これ。この味で食感で最高。朝から幸せだな

何事もコツをつかむまでは何度か経験が
大事なんだなと改めて感じた出来ごとだった

そして、その一任者に聞くことも大事
今回はお母さん

帰省できて味わえてよかった

そして無事に習得してから
ホットケーキを作ってみた

今までよりプツプツ穴があくのを待って
きちんと蓋をしてワクワクしながら待ってた

ホットケーキミックス1袋分を3回に分けて焼いた

1回目から大きく作りすぎて
少し時間がかかったが前回よりは
やわらかい食感に近づいた氣がする
味はばっちり甘い

2回目は小さいのを2つ同時に焼いた
これは前回同様に少し焼きすぎて固くなった

3回目も大きいものを作って
火が強かったのか火が通り過ぎた

んー、100%で再現出来なかった

目の前で見てコツを聞いて習得したのに

まだまだ経験が足りないのかと思い
これからもずっと100%再現出来るまで
焼き続ける

いつか再現出来たとき
これからはいつでも幼い頃からだいすきな
お母さんのホットケーキを食べれるんだと
楽しみになった

たった1つの思い出の味を再現するのも
こんなに大変だけど
料理によって思い出を感じることが出来る

たくさんの思い出の味を自分で
作れるまでもっと経験が必要だ

お母さんに近づけるように

ちなみにホットケーキを食べた日の夜
お母さんと一緒にポテトサラダを作った

料理はたのしい

#料理はたのしい