見出し画像

発達は普通の人と同じように生きるのをあきらめるべき

私はいくつか障害をもっています。

一つはADHD。これは可愛いやつです。変なことをいっぱいしたり、変なことを思いついたりします。色んなことに興味をもつから、生活がゆたかになりやすいです。でも、たくさん失敗するし忘れ物をたくさんするし飽きやすくて、迷惑なやつでもあります。

もう一つはASD。そんなに強くはないらしいです。この障害があるお陰で、ADHDがあっても生活できています。すごく神経質で、きっちりやるのが好きです。だから、ADHDとの葛藤が起きます。記憶力が高くて、クラスの子供が言っていたことはだいたい覚えています。しかし、記憶力が高すぎてたまに疲れます。時々どうでも良いときに昔の記憶がぽこぽこと蘇ってきて、自分が悪かったなどと責めることがあります。調子が悪いとフラッシュバックになってしまって、過呼吸などを引き起こすこともあります。また、語彙が豊富すぎて普通の人に合わせるのが疲れます。普段、人と会話するときは、熟語を使わないように気をつけたり、優しい言葉に言い換えたりします。

もう一つはDIDです。ストレスが強くなり、脳が疲れてしまうと、脳がバグって自分が誰かわからなくなります。そして、違う自分になっているときに、本当の自分がそのことを知らなかったりします。最近はあまりないけど、やっぱりたまに違う人がだれかと接していることはよくあるような気がしています。寝不足になると起きやすいです。まあ、違う人がだれかと喋っていたとしても、記憶が失われることはないので、今は寛解としています。人間には多面性があり、それが認識できていれば問題ないという見解に基づいています。

もう一つはSADです。これは、冬になると寝ても寝ても眠いという状態になります。寝ても眠いので、早く寝ても寝坊します。寝坊するので、自尊心が落ちて、うつ状態が強くなります。私は若い頃、冬鬱がひどくなった時には休んで良いと勝手に決めて、休んでいました。

そして、夏に寝不足をしたからそのつけが回ってきたんだと思い、夏に寝ることを頑張るべきだ、とメラトニンサプリなどを飲んでいました。

実は、SADとは、Seasonal Affective Disorderの略です。最近わかったことで、冬鬱があれば夏鬱もあるということです。

夏、私は不眠になります。眠いのに眠れません。この症状に気づいていからもう三年目になりました。今年も、例年と同じ経過をたどり、不眠です。先週の睡眠時間は、ほぼ、毎日2〜3時間。

授業中に足の指がつり、泣きそうになりながら授業を続けました。

そう、私は、冬鬱だけではなく、夏鬱でもあるのです。夏鬱のことはよく知りませんが、躁鬱との違いは、別にテンションが高くなく、眠くて毎日困っているということです。体ががちがちになって、目が冴えて、眠れなくて、落ち込んできます。ときにはイライラします。

お医者さんからは、寝ないと解離など別の症状が起きるのも怖いということで、2日間の不眠が続いたら、コントミンを3錠飲んで、強制終了させようという指示を受けました。

薬は嫌ですがこの件ばかりは仕方がないですね。コントミンは離脱症状がないのだけ良いのですが。常用はしたくないのです。

これも仮説ですが冬鬱に効く運動療法は夏鬱にも効くと思われるので、ジム通いを再開させました。これからオメガスリーを意識した食事づくりにも気をつけてみようと思っています。

最近も魚食べていたんだけどなあ。

これらに加え、私はもう一つ悩みがあります。おそらく線維筋痛症という症状でしょう。私の背中は子供の頃から痛く、痛くない時期はなかったのですが、現在、起きている間の痛みも強く、寝ているときは息ができなくて苦しいほどです。

もちろん、整形外科でもレントゲンを撮るなど診察してもらいましたが、何も見つかりませんでした。

おそらく、今までのトラウマ、今のストレス、葛藤など全てのストレスを背中が背負ってくれているのだと思います。

これも運動療法が効くそうなので、ジム通いを習慣化していくことにしました。

こうしてみると、発達障害にも、精神障害にも、謎の痛みにも運動が効くので、運動最強だなっていうことだと思います。

私の不眠は今に始まったことではなく、幼稚園くらいからのことです。なので、私の本当の眠りは、普通の人と違う可能性があります。

もしかして、夏寝ない、冬寝る、好きな時間に寝ることができる生活なら、病気と言わないのではないでしょうか?つまり、私は私の眠りスタイルを受け入れるときが来ていると思うのです。

さて、私は色々と準備を始めています。普通の人として暮らすのは、発達は諦めてしまうと幸せなのではと思うんです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?