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2次障害の治療の鍵は徹底的な言語化

喋るとポンコツ、書き言葉しか使えない、みかぽんです。

2次障害を治すために取り組んでいることをまとめていきます。

一言で言うと言語化です。
書き言葉で表すことと、話し言葉で言えること、この両方が鍵だと思っています。
そのために必要なことが、マインドフルネス、アサーティブ・コミュニケーションです。

現在はマインドフルネスで観察したことを書き言葉にし、書き言葉でまとまった考えをアサーティブ・コミュニケーションで誰かと伝え合えたらいいなと思ってやってみています。

ポイントは
・観察
・記録
・対話
です。

マインドフルネスからの書き言葉

言語化するためには自分のことを客観的に見ることが出来る必要があります。
客観的に見るためには、自分を外から眺める視点が必要です。
この視点を得るのに、マインドフルネスはとても重要でした。
掃除をする時、歯を磨く時、寝る時など、何かに集中している時に、揺らぐ思考や感情を見つめ、認めていく作業をしています。

「外から眺める」視点は解離した状態と似ていますが違います。
解離は勝手に起きる適応行動に近く、マインドフルネスは意識的に視点を離して自分を遠くから見るところが違うのです。

自分を正確に観察出来ているかは分かりませんが、以前の自分と比べて自分への客観性や良い点悪い点への認め方が変わったと思います。
マインドフルネスの状態にある時は、自分の思考や感情を頭の中で言語化させることが多いです。
意識を向けたい事を言語化して脳内で反芻してあげると、集中できるようになってきました。

脳内のことが観察できるようになると、文章を書くことが捗ります。
私はまずお医者さんに1ヶ月間、毎日自分を観察したことを書くことにしました。
パソコンに文章で打ち込みました。
起こした項目は
・睡眠に関すること(就床時刻、中途覚醒など)
・意欲
・人間関係
・行動
・その他気づいたこと
です。

1度打ち込んだ後、親からの視点に変えて更に書き加えてみたり、外から見た自分を考えてみたり、1ヶ月間観察し続けました。
1番記述が多かった項目は人間関係で、親とのコミュニケーションでした。
違う人格が書き込んだらしい文章も赤裸々に載せてあります。

自分に対する観察記録は、主治医が後押ししてくれたので、今も続けています。
次の診察(2020.6.1)では、観察記録と、人生の振り返りを元に長めの診察をしてもらうことになりました。
自分で行動してみた結果、主治医も答えてくれたので、少しがんばってみてよかったです。

マインドフルネスと記録は、自分がない解離性障害の人にとって有効だと考えています。
自分の体について知っていくヨガも同様です。

アサーティブ・コミュニケーションからの話し言葉

アサーティブ・コミュニケーションとは、自分の意見を相手に嫌味なく伝えるコミュニケーションのことです。
毒親とのコミュニケーションは嫌なことの連続です。
嫌だからといって、自分をコントロールせずに、暴れてしまったり、解離して記憶を飛ばして傷つけていい訳ではありません。

マインドフルネスで自分の感情を感じ取り、相手に伝えるべきだと思っても、相手に的確に伝えなければ伝わらないはずです。

的確に伝える方法は、記憶を無くす人格交代ではないと思っています。
(実際は、記憶は飛んでしまっているかもしれませんが。

私は脳の中で役割が分断してしまっているのでアサーティブに伝えることが難しいと思っていました。
しかし、頭の中の人々の連携プレーでやってみたら成功することも増えてきました。

実際話してるのは私では無いのでうまく説明出来ないのですが、相手の状況や背景をお察しし、尊重しながら、自分の気持ちや考えをお伝えしていく感じだそうです。

「あなたはそうなんだね。私はこう思う、でもあなたに押し付けるわけじゃない」
型としてはこんな感じです。

話す材料として、記録に取っている文章がとても役に立つということでした。
書き言葉にして頭にまとめておくと、アウトプットもしやすいということなんですね。

アサーティブな人格じゃなくてアサーティブでまとまる人格だったらいいな

アサーティブに伝えることは、毒親との生活ではなくもっと広い世界の人と関わる為に身につけたいコミュニケーション方法だと考えています。
私はアサーティブな人になりたいなと思っているんです。
アサーティブな人格を作るんじゃなくて、人格みんなでアサーティブをキャッチコピーにしたチームを作るのが良いかなってみんなに提案しています。
私達はまだ自分が無いから、これから作っていくんです。

解離性障害は難しい病気だし、解離する体質は無くならないでしょう。
それでも私は、自分の心を言葉にして、2次障害にアプローチしながら、外の世界の人と関わっていきたいなと思います。




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