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[書評1]まさかのインターネットの使い方講座「どこでも誰とでも働ける」 #どこ誰

こんにちは。
写真はGWに撮った写真です。
気に入っています。

最近、読書にハマっています。楽しいです。

そんなある日、
「とある士業の知的な日常」さんで書評の書き方が紹介されていました。
これなら俺も書けそう。

ということで、
100%ハウツーに則った「どこでも誰とでも働ける」の書評が爆誕しました。

1.目的

私は広告制作業界で働いています。
今年30歳、業界歴7年目、キャリアパスを考える時期です。
「会社に所属して働くのか」「独立して働くのか」
キャリアパスを考えると、出てくる選択肢。
将来の計画に入れて、考える必要があります。

そんな時、PrimeReadingでこの本を見つけました。
タイトルに惹かれ、
仕事に対する漠然とした不安を和らげる目的
で読みました。

2.読書

手にとった時の感想は以下です。

・タイトルの印象仮説
 「ラッキーな感じで成功してきたビジネスマンの話」

・自分にとって有益なポイント仮説
 「この人が30代に何をしていたか」

読んでみるとビックリ。

なんと、この本は
「インターネットの活用方法」
を語った本でした。

3.書評

まさか、「インターネット」について記している本だったなんて…
「令和にもなってインターネットって…」と思うかもしれません。
しかし、非常に為になるんです。
図解と共にご説明します。

3-1.図解説明

上記の図は、
「はじめに」で書かれている「変化1」の考え方を図示しています。

「はじめに」の後に、
3章に渡って実体験を元にしたテクニックや考え方が紹介されています。

・第1章「どこで誰とでも働ける仕事術」
・第2章「人生100年時代の転職哲学」
・第3章「AI時代に通用する働き型のヒント」

どの章も読みやすく面白いです。
しかし、私が一番感銘を受けたのは、
「変化1」にかかれていた「インターネット化」についてでした。

3-2.「インターネット化」とは?

尾原さんは「変化1」の中で、
「インターネット化」について説明されています。

糸井重里さんの『インターネット的』から引用する形で、

インターネットの本質は「リンク」「フラット」「シェア」の3つである

と書かれています。
また、そのインターネットによって、

個人の働き方は、
多くの人や企業と対等(フラット)の関係で繋がり(リンク)、
知識や成果を分け合う(シェア)形に進むことになるでしょう

と予想されています。
これが、この本の中で書かれている「インターネット化」の考え方です。

3-2.今更インターネット?

「今更、インターネットかよ」と思われるかもしれません。
なぜでしょう?
今や、「インターネット」は誰でも使えるテクノロジー
だからかもしれません。

しかし、みなさん、本当にインターネットを使いこなせていますか?
毎日Twitterを見る
インスタストーリーをアップする
そして通信制限になる
それってインターネットなんでしょうか?

尾原さんのインターネット活用方法は凄いです。
とにかくシェア。
面白いニュースがあったら、
そのニュースを知りたそうな人にメールで送ったり、
議事録を書いたら、会議後即シェアをしたり、
とにかく、シェアしてリンクしまくる。
しかもスピーディーに。

3-3.インターネットは、まだ未熟な状態

どこで読んだか忘れてしまったんですが…
インターネットは、まだ未熟な状態だという考え方があります。
(ケビン・ケリーだったか、ティム・バーナーズ=リーのインタビューだったか…もし分かる人、教えてください)

インターネットは決して子猫の動画を観るために開発したのではく、
もっと情報をやり取りするために開発されたはずです。

リンク、フラット、シェアが機能して人々に行き渡り、
誰もが正しい情報を手に入れられるようになれば、
フェイクニュースなんてなくなるはずだと思います。

しかし、そうはならない。
なぜか。

インターネットは、
まだまだ本来の機能を果たしきれていないかもしれません。
というか、人間には永遠に使いこなすことは出来ないのかも。
なぜか。
人間は油断し、過信するからです。

そうしたら、使いこなすのは誰なのか。
多分、AIになるのではないかなと思います。

3-4.「インターネット化」から「AI化」

2019年3月12日にインターネットは30周年を迎えました。
本書で書かれている「インターネット化」の流れは落ち着き、
「AI化」に変わっていくだろうと私は思います。

なんと「どこでも誰とでも働ける」では、
第3章で「AI時代に通用する働き型のヒント」について語られています。

よく出来ていますね。
素晴らしいです。

どんな内容か、ぜひ読んでみてください。

4.まとめ

・タイトルの印象仮説
 「ラッキーな感じで成功してきたビジネスマンの話」

全然、違った。
しかし、「仕事に対する漠然とした不安を和らげる」という意味では、
どう行動したら良いのかのヒントになり、とても良かったです。

・自分にとって有益なポイント仮説
 「この人が30代に何をしていたか」

自分の年齢とは直接的にリンクはしてこなかったかもしれない。
具体的な行動指標として、とても有益だった。
個人的には「議事録のとり方」が素晴らしかった。
自分も意識しようと思う。

この本を読んで、
自分はまだまだインターネットを使いこなせていないな、
と痛感した。

インターネットを使いこなすとは、どういうことなのか、
自分なりにDPCAを回して考えて見ようと思います。
そのために、まず書評という「シェア」から始めました。

また、最近SNSを観る時間を減らしました。
インターネットに使われる時間を減らす。
これは非常に良いです。
オススメライフハックです。
それに関しては、また今度ご紹介いたします。

5.書評をしてみて

書評凄い。
読み終わった時、「インターネット化」について完全に見落としていた。
しかし、見返すと、その重要性が見えてくる。
これからも続けていこうと思います。

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