サトウヒロシ|SaltyFrog NFT

絵本作家/万年筆画家。1978年 福島に生まれ京都で育つ。神戸大学卒業。ソルティフロッ…

サトウヒロシ|SaltyFrog NFT

絵本作家/万年筆画家。1978年 福島に生まれ京都で育つ。神戸大学卒業。ソルティフロッグ デザインスタジオ代表。フリーのイラストレーターとして活動後、制作会社、出版社営業職に従事し2015年独立。著作に『万年筆ラクガキ講座』『明日死ぬかもしれないから今お伝えします』など。

マガジン

  • インク水彩の技法書(仮)を作りたい!

    万年筆インクで絵を描くための本格的な技法書を作りたい、という思いを出版社さまに届けるためのマガジンです。

  • 万年筆画家、NFTをはじめます。

    NFTアートをはじめることにしました。新しい世界に色々な気づきがあると思います。不定期ですが、それを書いていきます。

  • 作画塾2

    サトウヒロシと典嶂の作画指導に関わるコラムです。作画に関わる日々のリアルなやりとりから気になったエピソードを紹介します。画家やイラストレーターを目指している方はきっと楽しめる?

  • 作画塾ライブ まとめ

    • 8本

    隔週で配信中のYoutube番組『作画塾ライブ』のまとめマガジンです。 ヤラセ、過剰演出ナシ。 サトウヒロシとその弟子、外堀妖の本気の作画指南を生中継。 その内容を配信後、外堀がnoteにまとめました。 番組の録画と一緒にお読みいただくとより内容の理解がすすむと思います。 デッサンや色彩の話にはじまり、万年筆を含めた道具の話題、もちろんサトウの専門であるインク水彩の技法も盛り込んでいきます。 講座内容は外堀の課題に合わせて毎回決めていきます。 回を重ねるごとに上達していく、外堀の成長も楽しみにしてもらえたら幸いです。

  • 楽画の裏側

    「絵本作家の楽画教室」のB面、路地、舞台裏、控え室そんなところです。絵や作画にまつわる、教室からはみ出た記事を投稿します。

最近の記事

『文具で描いた、小さな絵画展』の出品作品を紹介します(価格掲載)

改めまして、 『文具で描いた、小さな絵画展』 は、Twitterハッシュタグ『#文具で描く』の初リアル企画です。 2023年10月8日(日)、9日(月)開催の『手帳の市2023秋』で『#文具で描く』から集められた25名の作家による原画の展示販売を行います! 各作家の紹介はこちらの記事↓をお読みください。 今回は約1ヶ月後に迫った、このイベントに出品される作品を紹介していきます。絵画はなんといっても世界に1枚しかない、ユニークな商品です。事前に確認し、予算を準備して、誰より

    • 『手帳の市2023秋』で小さな絵画の展示販売やります

      『文具で描いた、小さな絵画展』 Twitterハッシュタグ『#文具で描く』の初リアル企画です。 2023年10月8日(日)、9日(月)開催の『手帳の市2023秋』で『#文具で描く』から集められた25名の作家による原画の展示販売を行います! 絵描きにとって、描ける道具は全てが画材。『#文具で描く』に投稿される作品達がただただタイムラインで流されていくのは勿体ない!そんな思いからこの企画が生まれました。文具で描かれた作品には「文字を書く」以外の道具の魅力が現れます。使い慣れた

      • 『インク・ミュージアム』展@神保町に行ってきた

        昨日7月11日(火)よりスタートした『インク・ミュージアム』展に行ってきました。 この春発売された『インク・ミュージアム』というインクイラストの合同誌、そこに掲載された約200点中、100点の原画を展示する、という展示会。その感想をちょっとまとめておきます。 会場は神保町から徒歩5分程度のところにあるCorosoというギャラリーさん。 徒歩5分とはいえ、猛暑ですので気を付けて。 色相でまとめられた展示が美しいまずは『インク・ミュージアム』という合同誌、もし入手されてないな

        • Twitterスペースはじめます

          明日12月7日(水)23時10分くらいから、Twitterスペースをはじめます。 https://twitter.com/i/spaces/1MnGnpWemMmxO?s=20 Twitterスペースをご存知ない方もいらっしゃるでしょう。 Twitterのライブ音声配信ツールで、ラジオみたいに番組を配信することができます。参加者はリンクをクリックするか、通知されるスペースの表示をクリックすることでリスナーとして参加することができます。 リスナーは「リクエスト」をすること

        『文具で描いた、小さな絵画展』の出品作品を紹介します(価格掲載)

        マガジン

        • インク水彩の技法書(仮)を作りたい!
          サトウヒロシ|SaltyFrog NFT
        • 万年筆画家、NFTをはじめます。
          サトウヒロシ|SaltyFrog NFT
        • 作画塾2
          サトウヒロシ|SaltyFrog NFT
        • 作画塾ライブ まとめ
          サトウヒロシ|SaltyFrog NFT 他
        • 楽画の裏側
          サトウヒロシ|SaltyFrog NFT
        • 育児漫画【父は毎日泣いてます。】選
          サトウヒロシ|SaltyFrog NFT

        記事

          万年筆インクと原画をプレゼントします。

          本日から12月8日0時まで、サトウのTwitter上でプレゼントキャンペーンをさせていただきます。 キャンペーン概要下記条件にて応募者の中から抽選で5名様に万年筆インク『弁柄色』とサトウ画の原画(額装済)をプレゼントいたします。 応募条件 2022年12月8日(木)0時までに以下のアクションをおこなって下さった方全てが対象となります。既に当アカウントをフォローされているかたもご応募いただけます。 このアカウント(https://twitter.com/salty_f)を

          万年筆インクと原画をプレゼントします。

          初心者向けと中級者向けの違い

          こんにちは! 『インク水彩の技法書(仮)』の出版を目指しています。 ご興味を持たれた出版社さま、編集者さまはいつでもお声がけくださいませ。 企画概要の記事はコチラです。 さて、本日は技法書の難易度について。 企画概要でもたびたび出現する「初心者向け」「中級者向け」という表記ですが、 いったい何をもって初心者、中級者と言っているのか、というお話。 たぶん技法書を手に取る多くの方が自分のことを「初心者」として考えていると思います。 こと絵描きは自己肯定感の低い人が多いですよね

          初心者向けと中級者向けの違い

          「インク水彩の技法書(仮)」の企画草案です

          「文具で絵を描く」ことは敷居が低く、馴染みの道具で描ける分だけ気楽で楽しいものです。『万年筆ラクガキ講座』は、僕自身が描けない時期に万年筆という筆記具と出会い、描く楽しみを思い出したエピソードから生まれた本でした。 『万年筆ラクガキ講座』を書いていたのが2017年で、発売が2018年。もう5年たつのですね。5年前は万年筆インクで絵を描いている人は少数で、市場にあるインクの数はその後爆発的に増えて、今も空前のインクブームとなっています。 さて、僕は画家ですので、ラクガキにと

          「インク水彩の技法書(仮)」の企画草案です

          これから絵を描く人たちはNFTアートから始めると良いと思う。

          これは「僕が変わらねば」という話です。 24歳の時に絵描きになろうと決めて、ちょうど20年。積み上げてきた経験もあって、大きくはないけれど誰かにお伝えできる実績もそれなりにあります。だから、これから画家やイラストレーターを目指す方々に何らかのアドバイスをする機会もあって、「こうすると良いよ」「こう考えるといいよ」というお話もしてきました。 でもですね。それが覆るような人たちとお話する機会がありまして僕はこれまでの自分の経験をそのまま「見本」のように後進の方にお伝えすること

          これから絵を描く人たちはNFTアートから始めると良いと思う。

          NFTはたぶん、しばらくはフェアな世界。

          アナログ大好きな「万年筆画家」までNFTのような虚像に手を出すのか?といった声が聞こえてきそうですが、デジタル作画歴はもう四半世紀になるし、市場としても一時のバブルは弾けて、むしろここから健全な市場として育っていくのだろう、そんな場に参入を決意したので、また一つサトウが新しいことをはじめたよ、くらいに受け止めてもらえたら嬉しいです。 こちらが、10月13日(木)20時より発売予定のコレクション「縁起モノ」シリーズになります。 Have a little luck! engi

          NFTはたぶん、しばらくはフェアな世界。

          いまどきの作画指導はLINEでできちゃうのね

          「作画塾2」最初の記事は、僕と典嶂がどんな方法でレクチャーをしているかっていう内容です。 LINEです。このご時世、直接会うのも負担が大きいですからね。 と、まずはお題を僕が出しまして、この後補足説明もちょっと入れてますが、期限を決めてもらって、典嶂が作品を提出します。 差分稽古(さぶんけいこ)とは「差分稽古(さぶんけいこ)」っていうのは、僕が作った絵の練習方法なんだけれど、単純に上手、下手の実力差を体感するっていうものではなく、「二つの絵の違いを細かく観察して、言語化

          いまどきの作画指導はLINEでできちゃうのね

          「作画塾2」はじめます

          作画塾、パートナー変更にともない「作画塾2」として再開します。 こちらが新スタッフの典嶂(てんしょう)です。 典嶂は「弟子」ではなく「制作アシスタント」で、デザインやウェブ制作も含めて一緒に仕事をしていただいてます。で、「絵も描きたい」とのことで作画指導を開始しました。詳細プロフィールはコチラからご覧ください。Twitterアカウントは @Tensho214 です。 作画塾2の方針典嶂が「制作」の人間なので、「作画塾2」はプロ向けの指導方針で進めています。スタッフなので

          「作画塾2」はじめます

          「面白い」絵本の物語はどのように考えているのでしょうか。<講演会アフターのご質問03>

          豊岡講演のアフター。三つ目のご質問への回答です。 時間も経ってきたので、当時回答した内容からだいぶ改変が進んでいます。もはや新規の記事ですね。なので無料で読めるエリアを多めにとりました。 『描く仕事を創る〜好き過ぎることが価値を生む〜』 クリエイティブアントレプレナーシップセミナー 4月16日(土)@豊岡 稽古堂 <ご質問01>スポンサーはどのくらいついてますか? <ご質問02>複数のSNSを併用するメリットを運用負担も含めて教えてください。 <ご質問03>「面白い」

          有料
          100

          「面白い」絵本の物語はどのように考えているのでしょうか…

          複数のSNSを併用するメリットを運用負担も含めて教えてください。<講演会アフターのご質問02>

          豊岡講演のアフター。二つ目のご質問への回答です。 『描く仕事を創る〜好き過ぎることが価値を生む〜』 クリエイティブアントレプレナーシップセミナー 4月16日(土)@豊岡 稽古堂 講演会中にいただいたご質問をnoteにまとめました。 僕としても記憶に残しておきたいので、回答も改めて補足して記事に残します。報酬をいただいてお話した内容になりますので、有料記事として公開いたします。 <ご質問01>スポンサーはどのくらいついてますか? <ご質問02>複数のSNSを併用するメリ

          有料
          100

          複数のSNSを併用するメリットを運用負担も含めて教えてく…

          スポンサーはどのくらいついてますか?<講演会アフターのご質問01>

          先日、絵本『おかしのかみさま』の舞台である豊岡で講演に行ってきました。 『描く仕事を創る〜好き過ぎることが価値を生む〜』 クリエイティブアントレプレナーシップセミナー 4月16日(土)@豊岡 稽古堂 講演会中にいただいたご質問をnoteにまとめました。 僕としても記憶に残しておきたいので、回答も改めて補足して記事に残します。報酬をいただいてお話した内容になりますので、有料記事として公開いたします。 いただいたご質問は以下の6件になります。今回は<ご質問01>に対する回答

          有料
          100

          スポンサーはどのくらいついてますか?<講演会アフターの…

          「たくさん描く」の本当の意味

          どうすれば絵が上達するのか、という質問に対して多くのベテランは「とにかくたくさん描きなさい」というだろうし、一言でアドバイスするならば、それしかない、と僕も思う。 ただ、ここには大きな落とし穴がひとつありましてね。 ベテランやプロが考える「たくさん描く」と、多くの質問者が考える「たくさん描く」にはとても差があります。 例えば、普段気が向いた時に絵を描くくらいの方々にとって、10枚絵を描くことは大きなエネルギーが必要です。だから、「たくさん描く」と聞いていイメージできるのっ

          「たくさん描く」の本当の意味

          第7回 東京装画賞に出しました。

          昨日、第7回東京装画賞の結果発表がありました。 結果は2点出してA案は一次選考通過、B案は二次選考通過。残念ながら、入選には届かず、ひとしきり落ち込んで、心の整理がてら筆をとっているところです。 公式の発表によると、 作品応募点数:937点(一般627/学生310) 一次審査通過:一般258点/学生132点 二次審査通過:一般111点/学生51点 三次審査通過:一般60点/学生30点(入選ライン) とのこと。この中で「二次審査通過」どんな意味をもつのか、自分なりにまとめてお

          第7回 東京装画賞に出しました。