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僕にとっての推し(ナギナミ)という存在

2022年3月31日をもって
自分の人生で初めての推しが活動を休止します。

この機会に、自分にとって彼女たちがどういう存在だったか書いておこうと思います。

予備知識として

念のため初めに言葉の説明をしておきます。
推し(おし)
「推し」とは元々は「他の人にすすめること。」という意味ですが、いつからか「推している人やもの」を指す言葉になっています。
「推し」≒「特に好きなもの・人」って感じですかね。
推し事(おしごと)
前述の「推し」を応援する活動の総称。お仕事とかけた言葉ですね。動画見たり・拡散したり・ファンアート作ったり・グッズ買ったりなどなど。
Vtuber(ぶいちゅーばー)
「Virtual」と「YouTuber」を掛け合わせた造語の「Vtuber」。
起源は、キズナアイさんがYouTubeで活動を行う際に「バーチャルYouTuber」と自称したことが始まりで、元々はキズナアイさんを指す言葉でした。
現在では「Vtuber」と略しネットメディアで2Dや3DCGのアバターを使用し活動するキャラクターや人たちのことを指す言葉として使用されています。
ナギナ民
ナギナミのファンネーム。Vtuberではファンネームを付けることがけっこう多い。

僕の推しの紹介

それでは本題、まずは僕の推しを紹介させてください。
彼女たちは、海を愛するはんなま系Vtuberの"ナギナミ"

白い方:海月ナギ(みつきなぎ)
マイペースで寝ること・食べることが大好きなパワー系の女の子。
デザインモチーフはクラゲଳ
青い方:飛鮫ナミ(ひさめなみ)
しっかり者のようでちょこちょこ抜けてるけっこう不憫な女の子。
デザインモチーフはサメ🦈

2人組のVtuberユニットでバーチャルとリアルの枠を超えて様々な企画に挑戦しています。
今でこそ、実写を使った企画をするVtuberは増えてきましたが、彼女たちがデビューした2019年ごろにはまだまだVtuber界隈ではタブー的な扱いをされていました。そのため「バーチャルとリアルの枠を超えて」を前面に押していく珍しい活動スタイルで一部界隈をざわつかせました。
Vtuberが"手だけリアルで箱の中身は何だろな?”をしている意味不明な動画は瞬く間に拡散されました(笑)

時に芸人のような企画に挑み時に配信でてぇてぇ姿を見せてくれる歌も上手い。常に笑顔にあふれる現場のナギナミ。
ナギナミはいいぞ!ぜひ動画を見てくれ!!

先日の生配信でははんなま系Vtuberを体現しナギナ民さえも驚かせました。

これがナギナミちゃんねるだ!!!

推しとの出会い

仕事でちょっと病み気味の時、Vtuber界隈に足を踏み入れた僕はゆっくりと関連動画を見ていく生活をしていました。その中で出てきたキャンプ動画がナギナミとのファーストコンタクトでした。

かわいい!?バーチャルなのに実写!?声が好き!!!!
ほどほどの投稿頻度にたまにある生放送は、社会人が活動を追うのにちょうどいいペース。Twitterでは、ナギナミの2人だけでなく運営のとりとん達との距離が近く和気あいあいとした雰囲気。推しになるのに時間はかかりませんでした。

それ以降、約2年半ナギナミを追い続けてきました。

自分にとっての推し(ナギナミ)

僕にとって彼女たちは、癒し・心の支えであり、一歩踏み出すきっかけであり、仲間を増やすきっかけであり、世界を広げてくれる存在でした。

精神的な支え
前述の通り、ナギナミと出会った時の私は仕事の人間関係で精神的にキツことが増えていました。そんな中、ビジュアルも声も動きも好みなナギナミを見てる時は嫌なことを全て忘れられました。
なかなかぶっ飛んだ企画に立ち向かう2人はかっこよく見えました。
今まで何かをリアタイするために頑張る気力さえなかった自分が「ナギナミの動画投稿があるから、配信があるから仕事早く片付ける!!」と極力避けていた上司ともバチバチにやり合って仕事をさっさと片付けてました(笑)
ナギナミと運営とナギナ民の距離は近くTwitterでのやり取りはとても微笑ましかったです。
ファンアートを褒めてくれた時、スパチャを呼んでくれた時はめちゃくちゃ嬉しくて、たまに見返したりして心の支えにしています。
誕生日祝ってくれた時はツイート印刷してフォトスタンドに入れて生きる糧にしていました。

挑戦するきっかけ
今でこそイラスト・アニメーション・Live2D・CGモデリング・スクショ・Discordファンサーバの運営管理・V楽曲の観測・noteの投稿と今ではなんでもやってる変人🍊と一部では言われていますが、ナギナミに出会うまで一切このへんはやっていませんでした。

推しへの想いは自分でもびっくりするほどの行動力を見せました。
Windows10への切り替えと同時にノリと勢いで30万ぐらいかけそこそこのスペックのPC・ペンダブとハードを揃え、ClipStudioPaint・blenderとソフトを揃えナギナミのファンアートをやるための環境を整えていきました。
ただただ、推しを色んな人に見てほしい、あわよくば推し本人が見て笑顔になってほしいという思いだけのために。

イラストやモデリングを始めて色々なことを調べ勉強していくとどこかにためておきたい、誰かと共有したいと思い今までメンバーとしてしか使ったことのなかったDiscordサーバでサーバ管理者をしナギナ民を巻き込んでいきました(笑)
今ではほぼ毎日Discordのボイスチャットに入り浸る日々。そこで出たアイディアをすぐ形にしては次のものを作ったり企画をしたりしています。この辺が変人扱いされる理由だと思いますね。
でも、推しのこと考えてやることって楽しいじゃん。

サーバ立てて良かったなと思ったのは「クラフ特区O-City」への参加者支援ですかね。参加用3Dアバターの改変にルームの作成と色々共有できるいい場だったと思います。まさに同志が集ってる場所って感じでした。(自分はO-Cityに参加してないんですがww)

他にも
ナギナミがVketに参加すると言えばVRChatをはじめ。
ナギナミがオリジナル曲を公開するとV楽曲の観測をはじめ。
ナギナミが歌みたを頻繁に上げるようになると、広めたくてnoteを書き始める。

気付けば、自分がやり始めたこと・やってることのほとんどはナギナミが関わっていました。それだけ自分の中での彼女たちの存在は大きいものでした。

活動休止発表を聞いて

2022年1月20日それは突如ツイートされました。

Vtuber界隈での「大切なお知らせ」ほど背筋の凍るものはありません。自分は大丈夫だと思っていましたが、実際は放送開始まで仕事もろくに手につかない状態でした。
うすうす気づいていました...…某感染症の影響ではんなまを活かしたロケがことごとくできず、周りが実写を出し始め、目標にしていたチャンネル登録者数も伸びない。
あるとしたらそろそろだなと覚悟してました。それでもやっぱり応えますね...…

自分はたくさんもらったけど、その分推し事で返せてたかな?とかいろいろ思うことはありました。
しかし、ナギナミプロジェクトのメンバーの休止まで全力で走り切るという言葉を聞いて自分も最後まで推し事をし続けようと思えました。(休止だからまだ最後じゃないから!!!)

おわりに

この2年半本当に楽しく幸せな時間をくれたナギナミとナギナミ運営とりとん'sには感謝しかないです。
活動休止になって会う機会がなくなっても、これからもずっと彼女たちは僕の自慢の推しです。

2022年3月31日に休止前の最後の配信が予定されています。
もしよろしければ、配信を見ていただき彼女たちが居たことを少しでも多くの人が覚えていてくれると嬉しいです。

ito

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