家族で食の好みが違いすぎる場合の工夫
家族の食事の好みが違います
子育てママのよくあるお悩みに子どもの食べず嫌いとか偏食とかありますよね。
子ども一人の問題だったらそれに工夫して取り組むのもいいのだけれど、それが家族全体だったらどうでしょう?
我が家はそれぞれ好みが違いますし、食べ方も、考え方も違います。
そんな時にママが考える作戦って色々あると思うんですが、あなたはどんな考えで毎日の食事のメニューを決め、残すことに対してどんな考えを持っていますか?
我が家の食の好み
まずは我が家のメンバーの食の好みを比べてみます。
< 夫 >
好きな食べ物:肉、揚げ物、野菜の素材そのものが感じられるもの、カレー、キムチ、チョコレート、辛いもの。
これを買えば間違いないもの:カツ丼、ボリュームたっぷり弁当、ご飯大盛り、定食系(ご飯とおかずが別)、チョコパイ
苦手なもの:納豆、おもち、明太子
食の傾向:平日の朝は甘いものを少し←仕事のストレスにより。活動が必要な時、つまり日中は細め。リラックスする夜や休日はたくさん食べる。ストレスで食べられなくなるタイプ。
< 私 >
好きな食べ物:定食系より丼ものや一皿のもの(プレートや洋食)が好き。チーズ系、海鮮系(お刺身や海鮮丼)、フルーツグラノーラ、果物、和菓子。
これを買えば間違いないもの:ご飯とおかずが別々じゃないもの。これってものがはっきりしない。
苦手なもの:納豆、シャキシャキ玉ねぎ、明太子、おもち、辛いもの、スパイス、黒胡椒。
食の傾向:思考がもやもやし始めると甘いものが欲しくなる。朝が苦手でスイッチを入れるために結構しっかり食べてしまう。こだわりはないが、欲を満たすためのアイテムとしてスイッチが入りやすく、食べ過ぎやすい。満腹中枢が鈍くて、お腹いっぱいもわかりにくい。
< 長男:11歳 >
好きな食べ物:カツ、肉、さんま、カツオ、ほうれん草の胡麻和え、レタスのサラダ、ピーマンのおかか炒め、キムチ、プリン、チーズケーキ、いちごのショートケーキ、チョコレート
これを買えば間違いないもの:カツ丼、プリン
苦手なもの:ヨーグルト、薄甘系の果物、エビ、きのこ類。
食の傾向:好きなものは最後に食べる。自分の食べるものは最初に取り分けて邪魔されずに自分のペースで食べたい。ゆっくり食べる。好きなものが食べられる幸福感をしっかり持って食べられる。
< 次男:9歳 >
好きな食べ物:ハヤシライス、チャーハン、ヨーグルト、ゼリー、カツサンド。
これを買えば間違いないもの:カツサンド、甘いパン。
苦手なもの:長男と正反対で、長男が食べるものはたいてい苦手。プリン、生クリーム、肉、定食系のご飯。白いご飯(必ずふりかけをかける)
食の傾向:気分にムラあり、その時の気分で食べたいものが変化。好きなものは周りを気にせず際限なく食べる。食べられないものは基本食べない。
< 三男:3歳 >
好きな食べ物:いくら、フルーツグラノーラ、クリームパン、白いご飯、味のり、果物、ヨーグルト、プリン、アイス。
これを買えば間違いないもの:いくらおにぎり、5個入りのクリームパン
苦手なもの:上記以外は基本食べない。
食の傾向:食べたいもの、食べられるもの以外は食べない慎重派。基本、白ご飯オンリー。食事の時間も自分のタイミングというものがあるらしい。眠くても寝ないときに(お昼寝)食べるとパタっと寝ていることが多くある。
私の中の価値観の整理
上記の食の好みの比較を見て、その程度なら我が家もあるけど・・・と思われるかしら。
それとも考えたことなかったわ、くらいの方もいらっしゃるかしら。
実は私自身、あまり食べものの好き嫌いに対してあまり考えたり困ったことがなく、出されたものは食べるものだというスタンスを難なく貫けてしまったため、家族ができて悩むことが増えました。
なんで出されたものをそのまま食べるカタチに落ち着かないんだろうとか、嫌いなら食べないことを選択できることも疑問でした。
その中でやっと気づいたことがあります。
私はあまりにも周りの大人の言うことを鵜呑みにして、何も考えずにそう言うものだと思い込んで生きてきてしまったこと。
それ故にいろんな価値観や方法論を知らないで、自分の考えの範囲で手当たり次第試すから失敗しまくるのだということ。
そこから相手に聞く、自分の考えを伝える、ネットでいろんな方法を探してみる、色々実践してみる、その中で我が家に合う方法を見つけてきました。
「人はみんな違う、いろんなやり方があっていい」んですよね。
もやもやな日々
上の子たちが小さい時は夫が好きなもの、長男が食べられるもの、次男が食べられるもの、とおかずを3品、作っていました。
うまく主菜、副菜、を考えつつ、夫の翌日のお弁当のおかずも考慮する毎日は結構な負担でした。
気持ちに余裕のある時はいいんです。
余裕がない時は食べてくれなかったりすると、ここまで考えて労力も使ったのに、とやりきれない思いで胸がいっぱいになりましたし、気持ちの空回りが半端なかったです。
それでもやめられなかったのは、私も美味しいご飯を食べたいという気持ちが強かったからですね。
同じテーブルに座って、顔を合わせてニコニコな食事タイムが憧れだったのです。
ネットの情報や周りの人の話では、
「今出せるものはこれしかないってある程度は分かってもらわなくちゃ。」
「我が家はこのやり方、とお母さんが決めちゃっていいのよ。振り回される必要はない。」
というふうに、こんな価値観もあると勉強になりました。
でもそれを貫けるほどの状況でもなく、我が家にしっくりくるやり方を模索することに。
我が家に合ったやり方
① 普段はプレートで個別に用意
夫の帰りが遅くてもきれいな形で残しておける、長男が自分の取り分を安心して食べられる、次男の好きなものだけ食べを防げる(可能な範囲でバランス良く食べる)、私の食べ過ぎを防ぐ(終わりが見えるとそこで終われる)、そんな各自の性質を考慮できるのはこの形でした!
ご飯もプレートによそうカタチなので、プレートと汁物お椀、箸、コップ、と洗い物が少なく済むのもよかったです。
平日夜は夫に全て洗い物を託していますが・・・。
② 週末の夜のおうちで映画会のときはバイキング方式で楽しむ
夫の帰りが特別に早い時(年に数回)の金曜日か土曜日の夜はおうちで映画会、というのを最近始めました。
そんなときは大量にトンカツや唐揚げを揚げたり、いくらを買ってみたり、普段はやらないものをババーンとカウンターに並べて、好きなものを好きなだけ食べられちゃいます!!
毎日は無理だけど、思いっきり食事を楽しむ日を作りたかったんです。
まぁ、メインは映画ですけどね(笑)
③ 朝はセルフモーニンングシステムで!
朝ご飯って好みが分かれるところじゃないですか?
我が家は私と三男がグラノーラ、次男と夫がパン、長男がご飯です。
でもそのときによって、またあるものによっては他のものが食べたいこともあるじゃないですか。
用意したのに朝からアレコレ言われたくないし、朝くらいはいい気分でそれぞれ出発したいと思いますよね。
朝のスタートは大事!!!
と言うことで、セルフモーニングシステムを作りました!
パンセット(バターやジャム、チーズ、ヨーグルトなど)、ご飯セット(納豆、常備菜、海苔など)を100円均一などで買った取手付きケースに入れて、冷蔵庫にスタンバイ。
冷凍庫の一部にも朝食コーナーを作り、唐揚げやソースカツなどの冷凍食品をスタンバイ。
カウンターの収納の一部にお皿とパン、グラノーラ、缶詰のコーナーを設置。
家族に周知して、朝は自分で用意してもらうことにしました!!
結構便利ですよ。
④ 週末などは夫にも料理の機会を!
私の味付けは割と甘め。
また、スパイスなどの香辛料は控えめ。
ついつい自分好みのものばかり作りがち。
ということで、なかなかバリエーションが広がらなかったり、味付けも一辺倒になりやすいですよね。
「夫の料理も食べてみたい!」
「なんか私よりセンスありそう」
「私がしんどくなったときに作ってもらえたら、すごくありがたいなー。」
そんな言葉を浴びせ続け(笑)、時には結構グイグイ押し気味でお願いしてきて、今ではよく作ってくれるようになりました。
子どもたちがそれぞれ遊びに没頭しているときは、夫と二人で料理することも増えました。
一緒に作っていると面白い!!
片付けながら作るのは夫の方が上手だったり、思わぬ調味料を使ったり、いろんな発見もありました。
作ってくれた料理の味付けも、私が作るものとは違っていて新鮮!!
週末のお買い物も、何作る?と話しながら食材を選べることはとっても幸せ感じます。
子どもたちは意外とスパイスや辛いのが大丈夫だったので、夫の作る少しスパイシーな料理、パパの料理って思い出が出来るんじゃないかなぁ。
皆さんのおうちではどんな工夫をされていますか?
コメントいただけたら嬉しいし、視野が広がります!!
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