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【三男】見えないと食べる

肉、魚、野菜、食べられるものはほとんどない。

いくらとヨーグルトとチーズと海苔とフルーツグラノーラとクリームパンといくつかのフルーツと大好きな白いご飯で日々を生きている三男。

こんな記事も書きましたっけね。

五目ご飯?

あれからまた全然食べませんね。

そんなもんです(笑)


昨日の夕飯は2日煮込んで牛肉がトロットロになったビーフシチュー。

ビーフのエキスがたっぷりと染み出したこのシチューを少しでも食べられたらイイのに。

幼稚園で、カレーをご飯の下にしたら見えないからか食べてくれたっていうのを思い出しました。

こっそりとビーフシチューを垂らしたお皿にご飯を薄く引き伸ばし、見えないようにしたあと、大好きな海苔を星のカタチに散りばめて、シチューの存在を消してみました。

三男はちょっと何かを感じたらしいけれど、ご飯の上に付いている海苔をひたすら剥がして食べたあと、シチューのついたご飯を平らげてくれました!


三男は見たことのないものを食べる時、本当に警戒して、ひと口だけ口に入れて確認します。

大抵、食べたいものではないことが多くて、なかなか食べられるものが広がりません。


ビーフシチューの味は、ま、いいかと思えたのかな。

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三男は4歳だけれど、まだ会話は成立しません。

理解も表出も単語レベル。

状況理解や習慣でなんとか生活をしている感じで、まだまだ気持ちやエピソードを言葉で共有するのは難しい。

言葉がない方がお互いを理解する感覚が研ぎ澄まされる気がするな、という体験を毎日くれている三男です。


だけど話せるようになったら、どんなふうに感じて生きているのか、ものすごーーく興味があります。

幼稚園の先生とも、そんな話ができたら感動しちゃいますよね!とワクワクしているんです。


そんな三男は愛され上手で、人にやってもらうことも上手で、人の気持ちの受け取りも上手で、自分はうまくできなくてもたくさん愛される存在だ!というのを誰よりも体現しています。

私がいちばん苦手でできなくて、今もそこに苦しめられているから、三男は私の師匠でもあります(笑)

何でも食べなくちゃいけないと思っていて、「美味しそうに食べるね」という親の声かけで、私はいつも美味しそうに食べていなきゃいけないとプレッシャーに感じて、本当に好きなものだけを食べる生活なんてしたことのない私。

最低限の栄養バランスは気をつけなきゃと思いつつも、三男の流されずに自分らしく食べて生きている姿に「生きる」ってなんだろう?っていっつも考えさせられている私です。

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