やっと自分の過食と向き合えた
ストレスが強くなると、その感覚から逃げたくてつい「食べる」ことへ走ってしまう。
それは高校の頃から顕著にありました。
それでね、先ほど、『「良い子」と過食症』という本のタイトルを見たとき、ズキン、としたんです。
あ、私だ、と思って。
誰にも迷惑をかけずに、ストレスを発散させようと思ったら、食べることって1番手軽で満たされるからだと思います。
でもね、私にとっては同時に罪悪感もいっぱいありました。
というのは、私は4000gで生まれ、そのままスクスクと元気に育ったのだけど、親からはいつも「太るから」と制止される日々だったから。
親としては心配からの言葉だったと思うけど、食べることを心から楽しめないというのはとても悲しいことで、今でもそれと戦っています。
過食と嘔吐を繰り返すほどまでではなかったけれど、ひと冬で10kg増えたことがありました。
学校や人間関係のストレスで追い詰められて食べてしまうのに、食べた罪悪感でさらに自分を追い詰めてしまう。
何のために生きているんだろうって思っていたし、車の前に飛び出したらラクになるのだろうか、と考えていたこともあります。
でも、私を引いてしまった人の人生を思うと絶対にできなかったし、食べ物を吐くことも食べ物を粗末にしているようでできませんでした。
Instagramにダイエットアカウントをつくって投稿する日々の中で、ダイエットと向き合わざるを得なくなり、初めてストレスと過食に向き合っています。
今までは面と向かって向き合えず、ただただ自分を責めるだけだったんですね。
摂食障害になりやすいのは女性で、思春期以降だそうで、母娘の関係も大きく影響しているようですよね。
それくらいは知っていました。
でももっと深いところまでは向き合えていなかったのだけど、淡々と文字を追っていくことで、自分のツライ過去がよみがえってきました。
やっと向き合える自分になれたから、こうして振り返ることができているし、過去を直視できているんじゃないかな。
悪いことではないのはわかるけれど、ここを越えないとダイエットも難しいなって感じているので、この冬はダイエットと向き合いたいと思っています。
noteで自分の気持ちを言語化してきて、私が自分に対してやってきたことは、自分を癒す、自分を思いやる、ひとつの手法だということをネットの情報で知りました。
ダイエットと向き合うためには、ストレスコントロールが必要で、ストレスコントロールをするにはどうしたらいいか、のところで
「セルフコンパッション」
という言葉に出会いました。
で、早速、本を買ったという。
いくつかセルフコンパッションの本は出ているのだけど、どれも海外のものの訳本で、日本の人が書いているものを選んでみました。
帯にある、自己批判も人間関係も過剰反応も生きづらさも、私そのもの。
このnoteでも一生懸命自分を応援したり、なぐさめたり、そのまんまを認めようとしてきました。
でも自分の考えられる範囲では今が限界で、広がらない感じがあったから、ちょうどいい機会だったのかも。
今までの私は一冊を完璧に読み込もうとして、疲弊してましたが、今はピン!ときたものだけをまずは取り入れていくのでいいよねって思えるようになりました。
そんな中で、私に向き合って、私のためにやってきたことは悪くなかった、と思えたんですけど、それは本の中にも似たようなことが書かれていたから。
まずは自分で試行錯誤する→それを代弁しているような本を探す、の順番にして良かったなーって思いました。
Instagramのダイエットアカウントでは、ドロドロと自分の気持ちを吐き出しつつ、一歩一歩ダイエットと向き合っています。
スモールステップで。
できるところから。
続けることを大切に考えて。
一歩ずつよね、ホントに。
だけど去年よりも確実に、自分は落ち着いてると思うんです。
だからそんな自分にいいこいいこして、あまり自分にも周りにも誠実になりすぎずに、適度に流して、でも大切にしたいところは大事にする…そんなスタンスで。
誰に何を言われようと、私は私らしく生きていいんですよね。
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