見出し画像

「ああ、休もう」と思える話

私にもこんな真っ直ぐに自分と向き合った時期があった…そんなふうに今のnote記事を読みながら思い返すときがくるのかな。

なんか、ふと思った。

そんな気持ちを言語化してみる。


最近の私

今は自分と向き合わなきゃ次に進めない、というやや強迫的な思いでモヤモヤと向き合ってる。

私の意識が変わらないと、この毎日のしんどさからは抜けられないんだろうなって。

その意識とは、ないものとして見ようともしてこなかった「自分」にそのまま向き合うこと、そして見えてきた「自分を大切」にすること。

でも、今までできなかったんだからさ、なかなかできないんだよね。

何度も何度も言葉にして、自分を大切にしたいと思うけれど、その一方で現実は容赦なく降りかかってくるんだもん。


最近、いよいようつっぽい気もしてる。

今までできてたことがことごとくできなくなってたりする。

そんな自分に対して今までは、

「そんなふうになったらダメだ、頑張らなくちゃ」

って自分にムチを打ってたけど、

「ううん、そんなことない、休みたいってサインだよ」

とそのままの自分でオッケーを出せたのはよかった。

できない自分でいることを責めない。

それ、大事だと思う。


というか、今まで「頑張っている」がベースラインだったからさ、もしかしたら今くらいがちょうどいい加減なのかもしれないよね…そんな気もしてる。

今までの感覚だと、できてないことが多いし、気持ちも落ち込みやすいし、うつっぽいかもって思うのだけど、

見方を変えたら、頑張り過ぎてなくて、いろいろ周りが見えてるからちょうどいいのかもって。

落ち込みやすいのは元来のHSP気質+自分を責めやすい思考のクセなだけで。


今までは落ち込みたくなかったから、ナチュラルハイに持っていって、周りが見えないくらい突き進んでたのかも、とかね。

それも自分の守り方。

だけどやっぱり現実は見なくちゃいけないかも、と思わせてくれたのは子どもたち。

子どもたちが問題に思えるような行動をすることを受けて、私は生きる軸を考えさせられているのよね。

画像1


人間関係のモヤモヤもテンションダウン

今、私の周りには私にとってちょっと扱いにくいタイプの人間が多くいる。

頑張って成果を上げていくことが大切だという信念で突き進んでいるタイプの人たちと、必要最低限で生きる省エネタイプの人たち。

前者はかつての私で、後者は私には全くない考えや感覚を持ってる人たち。

今の私はどちらにも属さないところにいる。

というかどちらも極端で、それに居心地が悪くなったから、なんとなくゆるいバランスで程よく生きられる感覚を求めてさまよっている感じ。


今の世の中は、社会的な成功よりも自分らしく生きている感覚が得られることに人の関心が移ってきているような気がするのね。

だからSNSで自分らしさを発信する人がどんどん増えているし、その力が社会に与えている影響って以前よりも大きい。

それを多くの人が実感しているから、その可能性とこのパンデミックという状況が影響して、すごい勢いで広まっているんじゃないかな。

わかんないけど。

私の感覚ね。


保守派の日本はなかなか変化につながらないで今まで来てたけど、そうも言っていられない状況に追い込まれて、新しいカタチを模索し始めているよね。

教育も仕事の仕方も社会のあり方もどんどん変わっていくんじゃないかな、と思う。

もちろん変わらない部分もあるし、変えない方がいい大切な部分もあると思うから、取捨選択、というところなのかな。

良いものは残り、新しいものと共存していく。

そんな感じなのかな。


まぁ、私は勝手にそういう空気を感じて、それから子どもたちの生き方を見ていて、ものすごーーく影響された結果が、

「自分らしさと向き合って、大切にする」

ことへの実現へと舵を切らせたのかなぁと思っていて。

簡単にはいかないけどね。


だけど、今までの過剰適応であらゆる神経が興奮状態で、易刺激性が強くなっていて、リラックスさせる副交感神経とのバランスが悪くなってて…という体の状況にも耳を傾けられるようになってるのよ。

今までだったら一生懸命頑張っているがために


「ああ、もう、なんなの!

 コレだけやってんのに、どうしてそうなるかなぁ。」


という気持ちを抑えきれない部分もあったけど、今は


「はぁ、なんだかね。

 そんなもんだね。」


と少しテンションが落ち着いてる。

それくらいだと、周りもよく見えて、自分と周りを大切にできる。

自分の中での程よいバランスなんじゃないかなって思えてる。

そして、周りとうまくやっていく程よいテンションだとも。

画像2


「もっとやらなきゃ、今のままでは足りない」を手放す

今は足し算の時期じゃない、引き算だ、と勝手に考えてるのよ、私。

ホントは仕事も子育ても力不足な部分はいっぱいあるのね。

本とか読んで学ぶべきことはたくさんあるんだろうなっていう気持ちは心の隅にいつもある。

だけど、日々のやることをこなす中で、アレもコレもって今は難しい。

そう、「今は」難しいのよね。

その「今」を大切にしていいってね、私、やっと思えてる。

今はちょっと休みたくて。


今までずっと走ってきたのよ、私。

だから少しペースダウンしたいの。


で、少し空いた時間は自分を大切にしたい。

ずっと押さえつけて、どんなカタチだったかわからなくなっちゃった自分の輪郭を改めて感じたい。


ちゃんとした仕事に就くべき、という想いで頑張って今の仕事があって続けているけど、本当にそうなの?という気持ちと私にはコレしかないっていう気持ち、それから今でも十分やりがいを感じているよねっていう感覚、丸ごとそのまま受けとめてフワフワさせとく、とか。


今までだったら自分のためだけにこんなお金使えなかった!っていうものを思い切って買ってみたり、とか。


私が妻として親としてやらなきゃって頑張ってた気持ちを手放したら、急に夫がお世話したくなるモードを発揮してきて、ああ、この人はホントはお世話したい人だったのかって気づく余裕を感じたり、とか。


私が私の想いや「したい」を伝えると、相手はそれに対して考えてくれて、それは悪いことじゃなかったってホッとしたり、とか。


そんなことをジワーンと感じながら、最低限しかやらない生活を実践してた。

最低限って言ってもさ、洗濯、掃除、食事、学校関連、幼稚園関連、仕事、幼稚園送迎、長男の送迎、とまぁ、ゴロゴロしてたってゴロゴロしきれない状況ではあるわけよね。

だからこそ、ゴロゴロしてたよ。

休んだっていいじゃん。

全てをちゃんとできなくたっていいじゃん。

「今の私」はそれを欲してるんだから。

画像3


長生きの秘訣は休むこと

昨日、仕事で担当した患者さんは90代女性。

めちゃくちゃ元気。

でも去年は庭に出て作業するのも億劫だったからしなかったんだって。

今年はなんか大丈夫!って思って、台に乗って庭の木を剪定したんだとか。

だから今日はここら辺が痛いのよ、そう言って指を差したのは首のあたり。

原因はこっちかな、と違う場所を治療したら、スッキリしたみたいでビックリしてた。

「あんた、よくわかるねぇ。」

私「ふふふ。何年も筋肉の声、聞いてるので。」


だけどね、この方、立ってる重心がめちゃくちゃ後ろでね、いつも片足立ちをしてもらうと後ろに倒れていくようだったの。

すぐに後ろへ倒れてしまいやすいから、転倒リスクは高かったのね。

もちろん治療の中では、それを軽減させる練習をらしてきているのだけどね。


まぁ、そんな感じだったから、よく台に乗って上を見上げて作業できたな、と。

転倒しなくてよかったな、と。


気になって片足立ちをチェックしたら、ちゃんと足の指を使って踏ん張れてる!!

スゴイ、ちゃんと前で支えられてるよ。

機能がよくなってる!


だから私、思ったのね。

この方はちゃんと自分のからだをわかってて、無理なくできそうだからやってみたんだなって。

それが去年はできなくて、今年はできそうという感覚。

それは自分でそういうからだになってるとわかってやってみたんだろうから、嬉しいだろうなぁって思って聞いてみたの。


私「できそうって思えて、実際にやってみて、できたって嬉しいですよね。

 しかも去年はできなかったことだから余計にね。」


「そうそう、そうなのよ。

 ずっと気になってたからね。

 今年はからだが元気になっててよかったよ。」


ふふ、スゴイなぁ。

ステキだ。

いつもニコニコしててね。

からだに正直でね。

月に2回だけど、会えるのが楽しみな方。


で、つい気になって聞いてみたのよ。


私「そんなふうに元気で長生きしていく秘訣って、何かあるのかしら?」


「それは休むことよ。

 休むって大事なのよ。」


キターーー!!

今、私がいちばん欲しい言葉だったかも。

そうだよね、休むって大事だよね。

エネルギーをためる時間。

誰にだってあるよね。

いつも元気に見えるその方が言うから余計にジワーンとしみた。

ステキでしょう?


私は仕事でそういう出会いがたくさんある。

だから仕事ってやめられないんだと思う。

画像4


休もう休もう

ね、休もう。

やんなくていいよ。

元気出るまで。

大きく深呼吸。


きっとまた頑張らなきゃいけない局面ってあると思うんだよ。

だから、休めるときには休んでおこう。

今日は充電日ってことで…。

画像5


サポートのお気持ちがとっても励みになります😊✨その幸せの気持ちを他のたくさんの方へつなげていきたいと思います🎶