何者かになりたくて苦しかった私へ
何者かになりたくて、私ってこういう人!っていうのがほしくて、noteを書いたりライターにチャレンジしたりした。
でもますます私がわからなくなるばかり。
そんな等身大の私を客観視して、次に進むための言語化。
「自分の軸」が欲しい!
夫や長男が持ってるような「軸」みたいなのがほしい。
「コレは自分には必要ない」
ってスパッと決めたい。
でもできない。
noteにはさ、言いたいこといーっぱい言葉にしてるのに、ライターはできないんだよね。
それはさ、まだまだモヤモヤを整理してる段階で、
「私はこういうことに困って、このアイテムを使ってみたらこうなった!」
みたいなさ、主婦が片手間に読んで、なるほどーって思えるような端的な文章と写真を提供できる脳になれてない。
ホントのこと言っちゃうと、noteを卒業してライターで活動していこうと思ってたんだよね。
でも逆になっちゃった。
ライターとして記事を書こうとすると、思考の整理が必要になって、noteの記事が増えていく。
言葉にするほどゴチャゴチャな自分の頭の中にうんざりする。
気づくとnoteに言葉の山。
それでも言葉は止まらない。
私の脳からただ出てきただけの言葉であふれてる。
誰の心にも刺さらないってわかってるし、もうワンステップ必要なのも実感してるんだけどね。
毎日暮らしてるといろんなことがありすぎて、あっという間に過ぎてしまって、処理しきれなかった感情や思考は脳にたまっていく。
処理が追いつかなくなると、うわーん、もうどうしたらいいのよ!ってなってた。
そんな現実に振り回されてばかりの私の軸ってどんななの?
いろんな色に変化できるカメレオン
自分だけの色を探してた私。
この本のカメレオンと重なった。
読んだらね、そのままでいいんだって思った。
それが自分らしさ。
その場の空気を感じて、馴染んでいけるパーソナリティ。
だけど、自分の軸がしっかりある人といると、キツくなってくることがあるんだよね。
こうって主張できなくて。
できれば目の前の人が喜んでくれる方がいいなーって思って動くから、どんどん引っ張られていってしまうというか。
夫も息子たちも、ちゃんと軸を持っていて、気がつくと振り回されてる自分がいた。
家族のためにって動いていたら、家に自分の居場所がなくなっちゃったの。
なんだろう、この空虚感。
私はいるはずなのに、私がどこにも存在できない苦しさ。
多分、一緒にいる相手の中に自分を思いやってくれるような、相手の中に「自分」がいないさみしさというかね。
いや、いなくはないの。
ちゃんといるの。
だからきっと、私が欲しい感覚が得られないだけなんだけど。
カメレオンのお話は、最後に人生の伴走者ができるのよね。
おんなじカメレオン。
私にも夫がいる。
私が家に自分の居場所をつくれなくなったって話をしたら、今まで見てるだけだった夫(何にも問題ないと感じていたから)がススッと私のそばにきてくれた。
私が関係を深めていくことを求めているのを知ると、同じだったことを伝えてくれて、夫の立ち位置が変わったのよね。
人って関係し合うことで変わっていくんだって思った。
夫は自分のペースを大切にしている人だと思っていたのに、そうでもなかった。
私が提案したら一緒にいる時間を一緒に楽しもうとしてくれて、それがめちゃくちゃ嬉しいことだってわかったって話してくれた。
お互いに満たし合う関係の心地よさ。
コレなんだよね、仕事でも感じてる。
私の好きな感覚。
一体感…なのかなぁ。
これが好きだから、カメレオンになっちゃうのかなぁ。
自分らしく!と強く生きるよりも、誰かと馴染んでジワーッと感じる一体感が好き。
楽しいね、嬉しいね、って感じ合える心地よさ。
困ったときも、どうしたらいいんだろうね、って一緒に考えられる心強さ。
自他の境界線があいまい、なんて言葉があって、人間関係のトラブルを起こしやすいひとつの性質のように扱われてて、ああ、私もそれあるなーって思ってね。
頑張って線を引こう、距離を置こう!って思って努力したんだけど、すればするほど気づくの。
ジンワリとなじみ合える感覚がやっぱり好きなんだよね。
これはこれでいいじゃんね。
この人とだけ!とか、どんな人とでもなじめる!とか、極端な思考に偏ってしまうと確かにトラブルの元だけどさ、この人いいなーっていう人と自覚してその感覚を楽しむっていうのは悪くないよね。
そう考えたらさ、何かの性質を悪にするんじゃなくて、理解して楽しむ姿勢が大事なのかな。
私はこのジワワーっていうのを夫と楽しむのが好きで、夫もそれを楽しんでくれてて、なんかいい感じだよねってお互いに感じてるならそれでいいよね。
その辺の感覚が多分近いから、お互いに無自覚だったけど、こうして一緒にいたいなって思ったのかもしれないもんね。
カメレオンなりの生き方を楽しむ。
たまにはカメレオン同士でフッとゆるめ合う。
うん、そういう生き方でもいいんじゃないかな。
年末までにやりたいこと
こうならなきゃいけないんじゃないか?と感じ過ぎて、動けなくなってたのかもしれない。
だけど、多分今の自分のままでも悪くはないんだ。
もっともっと「自分の感じてること、考えてること」を自覚して、言葉にして、何を伝えたいのかを明確にして、ライターとしてまだできることってあるんじゃないかな。
こんなにネガティブにグルグルに巻かれてつらかった私だもん、同じような人に届くことがあると思う。
そんな私が大切にしてきた「軸」はあるわけで。
それをもっと自覚して、これからどんなふうに生きていきたいのかをもうちょっと考えてみよう。
目標は年内ライター復活。
もしかしたら整理した結果、ライターはやりたいことではないと判明するかもしれないけど、それも含めて、年末に向けて考えていきたい。
私は十分模索してきたし、自分との付き合い方も見えてきた。
もう少し主体的に動きつつ、子育てや仕事も後悔しないようにやり続けられる程よいバランスを考えていこう。
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