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日曜日の夜、夫との会話を大切にする

夫「なんかさ、野球に例えるとセンターにいるんだけど、他に守りが誰もいなくて、どこに飛んでくるかわからないボールを待ち構えててさ、

  運良く近くにきたり、予測と合っていれば取れるんだけど、外すともうどうしようもない、そんな感覚なんだよね、みかんちゃんに対応する時って。」


私「げ。そんななの?こんなにも良かれの感覚が違いすぎるねって話をしてて、価値観や感覚も違うの分かるから、

  私はこう考えるとか、現状こうでとか、かなり報告や相談を密にしてるつもりなのに、それでもそんな当てずっぽうな感じで対応してるの?」


夫「うん、まぁ。」


私「私みたいなタイプにそんな受け身な感じで対応してたら、振り回されて疲れるだけだよ。

 そんなの、とっくにわかってると思ってたけど。

 普段は別にいいのよね、問題は多分スイッチが入ったときがめんどくさいでしょう?

 私みたいなタイプの人を仕事で対応するときは、こうね。

 脳キャパ狭いから、まとまりつかない考えがバババーーっと言葉になって、感情も一緒になって出てきちゃうから、話を聞きながら、基本は一緒に考える感じ。

 たださ、私はカウンセラーじゃないから、話を聞きながら自分で気づいてもらえるように寄り添っていく、必要な言葉をかけていく、なんてことはできないのよ。

 できないことをやろうとしても無理じゃない?

 それにこのタイプの人の話をただ聞いていたら際限なかったりするし、着地点も見えてこないことが多い。

 私が仕事だったら、私にできることは運動指導や知識の伝授だったりするわけで、そこでの解決を着地点にするしかないから、話を聞きながらも質問をしていって、私が解決できるような形に持っていくの。

 永遠に話を聞けるわけじゃないからね。

 夫ちゃんだってさ、私の聞く余裕があるときはいいけど、キツイじゃん?

 最終的には具体的なタスクに落とさないと、行動につながらないと思うんだよね。

 私の話は大抵、仕事での人間関係か、子育てで煮詰まってるときなわけだから、

話をしながら、次はこうしてみるといいかも?と思えるような前向きなタスクに落とせるように、意識的に質問していったら、話も早く終わると思う。

 自分で整理するのが苦手だから、夫ちゃんに話すんだけど、話しながら整理するものだから、途中で出てきたワードに引っかかるとどんどん話が広がっちゃって、収拾つかなくなりやすいし。」


何の話って、昨夜のお風呂での会話。

ここからの気づきを言葉にします。


決めつけなくていい

お風呂のあと、やること片付けて、お布団に入ってから、自分で言った内容をもう一度思い返してみました。

違和感。

夫が布団に入ってきたときに、その話をまたしました。


私「さっき、私が言ったこと、なんか変だと思い直したの。

 私がこういうタイプだから、察してこう対応して!というのはなんか違うなって。

 仕事はさ、自分の仕事を遂行するためだから、必要なスキルだと思うんだけど、夫婦の場合は違うもんね。

 私があーだこーだ言ってても、それを解決しようと思うか、グダグダな話をそのまま聞いてても別にいいかなと思うか、イヤだから放っておこうと思うかって、そんなの私が決めることじゃないもんね。

 いい関係でいたいな、と思って、そのためにどんな考えや選択をするかっていうのは、夫ちゃんが決めることなんだ。

 もし私が一緒に考えて欲しい、解決策を見出したいならさ、それを伝えてから話せばいいことなんだし。

 それを察して対応してくれっていうのは、ちょっと違うなーってわかった。」


夫「まぁね、そう考え直してくれるのはありがたいけど、もっとゆるくてもいいと思うよ、夫婦なんだから。

 たまにはグチグチ言ったり、何にも考えずに話したりしたっていいよね。」


私「うん、ありがとう。

 そうだね、こうしなきゃダメ!って決めつけなくていいね。

 私が察してほしいちゃんなのかな。

 だから、人のことも察して、こうしたらいい関係でいられるんじゃないかって思って動く。

 だけど、大抵その察しも甘くて、うまくいかないことが多くて、だから悩んじゃうのかもしれない。

 もう少し人と自分を分けて考えて、あんまり入れ込まないようにした方がいいんだろうな。」


夫「みかんちゃん、大丈夫だよ。

 いろいろ気にしているけれど、人を大切にする気持ちも悪気がないことも、ちゃんと伝わっているから。」


今日からまた1週間

私はきっとこうして整理して、自分のスタンスを微調整して、新しい職場の環境で試して、また考える、というやり方で対人における自分のあり方を変化させようとしてる。

私は私でいいけれど、この年齢でパートという立場で、社会で生きていくには必要なスキルなんだ。


夫は私を好きだと思ってくれていて、いつでも包み込んでくれて、変わらなきゃと思っている私を応援してくれてる。

でもそのままでも悪くないんだよ、ただ自分はちゃんと守れた方がいいね、と言ってくれる。


うん、うん。

何かとザワザワしがちな日曜日の夜。

心のうちを話したあとは、付き合って、結婚して、子どもを産むまでに行った旅行の数々を思い出してなつかしがった。


あのホテル、良かったよね。

〇〇行ったよね。


満たされた気持ちになって、2人で寝られて、今朝はスッキリ。

私「昨日の夜はすごく満たされた感じだった。」

夫「うん、ああやってホッコリする時間って大事だよね。」


今日からまた始まる1週間。

私は私にできることをひとつずつやっていくだけ。

自分を悲しませないように、自分を大切に考える時間を持ちながら、どこかでは割り切って、母と妻の役割は全うしよう。


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