三十路間近。私の肌はイチゴとミカンのフルーツポンチでさらに焦土だった
私の29歳の誕生日が1ヶ月後に控えている。
「まだ20代だし、そのうち肌もなんとかなるだろ」と都合良く思い込んでもう何年になっただろうか。
「まだ20代だし」と思えるのもあと1年と1ヵ月。
ちょっとヤバいと思い始めてきた。
私と美容の親密度は著しく低い。
同級生が色気づく中学時代、私はジャンプマンガに熱を上げていた。
同級生が教室にファッション誌を持ち込む高校時代、私はスクエニのゲームにハマっていた。
いよいよ周りに化粧が増えゆく大学時代、私は実習中涼むために頭から水を被っていたので、顔に何か塗ることに興味はなかった。
最低限の化粧だけを覚えて就職した後も、洗顔後に化粧水・乳液を付ける習慣すらままならなかった。
ようやく化粧水・乳液を付けるという最低限の習慣ができたのは、23か24歳の頃、デレステで松山久美子ちゃんを推し始めてしばらく経ってからだ。
あのダンスと共に揺れるポニーテールに一目惚れ。
念願のSRを手に入れてからセンターに設定した久美子ちゃんは、デレステを立ち上げる度にお迎えしてくれた。
この子は美意識の高いタイプの子で、セリフの端々にいちいち美容に関することをにおわせてきた。
私とはかけ離れたタイプの子だな~と思いながらも、毎日毎日そんなセリフを推しの口から聞いていたら、不思議と「自分もちゃんとしなきゃな…」と思い始めたのである。
そして最低限、洗顔の後に化粧水と乳液を付け始めるようになった。
それが20代半ば少し前。
そこに至るまで、ニキビや毛穴等、一切手を付けていなかった。
時すでに遅し。
鼻はイチゴ、頬はミカンのフルーツポンチ。
乾燥肌にしては皮脂が浮き、皮脂を取ろうと思えばカッサカサの焦土に。
混合肌ってやつかな~とふわっと考えるのみで、なんの対策もしてこなかった。
いや、正しく言えば、どんな対策も長続きしなかった。
子育てに胡坐をかき、洗顔すらサボる日も少なくない。
30歳を前に、そろそろもう後がないのではないだろうかと思い立つ。
こういうことはダイエットと同じで継続しなければ意味がない。
継続のためにしたためる場所が欲しいなと思ったので、noteを始めることに。
ちゃんとどんなものを使ったのか、ちゃんと洗ったのかも記録したい。
自分の真っ当な肌をクリエイトして行きたいですね。
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