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創作これからも続けていいんだ……自分の中で答えが出た、お話

結論:これから先も、ひっそり細々と、待ってくいてくださる読者様のため、自分のためにも創作を続けていきたいと思います。

またお久しぶりになってしまいました。みかんです。この記事を書いてからあっという間に一ヶ月以上が経ってしまいました。

その間、例の如く公募に落ち、例の如く落ち込んだりもしましたが、その一方で決して多いわけではないですが、ポツリポツリとこちらのマガジンを購入してくださる方がいらして……。

前にTwitterでも書きましたが、こちらの作品の本編「雨夜の星」を最初書いて投稿サイトに上げた後、ある自主企画で結構辛辣な言葉を投げつけられたことがあります。
もう数年も前のことですし、指摘された事項を改稿したおかげでより良い作品になったなあ、と感謝している部分もあります。だからこの件に関しては終わり、でいいじゃないかと思う時もあるのですが、ふと時折、「またクソみたいな作品を書いている」とか、「まだ初心者で力量不足なのに長編なんて書いて」とどこかで言われているんじゃないか。むしろ「あの方の言う通り。だからこそ公募に出しても落ち続けているんじゃないか」などあることない事悩んでしまって。完全に被害妄想なのですが、世間一般で言われる通り、言葉というのは時になかなかの殺傷力を持って人の心を傷つけることがあります。……自分も気をつけないといけません。

そんな中、旦那さんに発破をかけられたのをきっかけに始めた有料マガジン。プロの作家でもないし、有名なweb作家という訳でもない自分の作品(しかもプロの校正、校閲が入っているわけではない)を「売る」なんておこがましくないか、と販売を決めた後も実を言うと悩み続けていました。それと一緒にあの言葉を思い出したりして、まあダメだろうな〜と、半ば諦めていたのです。でも少しずつ売れて……。ある日、ふとよくよく見てみたら、読者様は皆、新たにnoteに会員登録して購入、読んでくださっているのに気づきました。……それに気づいた時、いい歳して恥ずかしながら、本当にパソコンを前にして泣いてしまいました……。ちゃんと誰かの心に残る物語が書けてたんだ……クソじゃなかったんだ……。ずっと長らく苦しんでいた言葉の呪いから抜け出せたように思えました。

その晩、旦那さんに「売れたよ!」と報告しました。旦那さんは特に、何冊売れたの? とかは聞かず、ニヤッと笑って「よかったじゃん! もっとたくさんいろんな本を読んで、長く続けていれば、そのうち良いことあるんじゃない?」と言ってくれました。

私は変に頑固で、ひねくれた所があるので、単純な励ましだと素直に受け入れられない時があるんです。ただ「自信を持ちなよ!」と言っただけじゃ、きっと私が納得しないと思って、まわりくどいですがあんな風に煽って応援してくれたのかもしれません。

6月に入っても、学校などは半日授業なのでなかなか創作の時間も取れません。今この時も子供は横でギャーギャーわめいていますし(涙)。そういった疲労はありますが、でも短い時間ですが創作の時間は、なんだか前より楽しくワクワクとして、前の切羽詰まったような、深刻な気持ちは消え、素直に気楽に楽しめるようになったな〜と感じています。

とはいえ、公募に落ちまくるということはまだまだ欠点が多く、読書量も昔と比べ減っていてアイディアもつきかけているので課題は多いです。これまでの作品で満足するのではなく、さらに素敵な物語を、書いている自分も読者様も楽しめる作品が作れるように、さらに頑張りたい! そんなふうに前向きに思えるようになったのは、いつも応援してくださる読者様のおかげに他なりません。

この場を借りて改めてお礼を言えればと思います。いつも、本当にどうもありがとうございます! 読者様がいて初めて、物語の住人たちは命を得ることができます。公開から二年以上経ちましたが、こうして読んでくださる方のおかげで、彼女たちは消えることなく今日もお話の世界の中で生きることができています。

そんなこんなで、ゴールをなかなか決められない上、こんな豆腐メンタルな「佐伯みかん」ですが、細く長く、まさにそばの様に創作を続けていきたいと思います。ふと思い出した時、気の向いた時などに、ふらりとこちら、noteにお立ち寄り頂けたらうれしいです。新作の発表や、連載作品の更新等、のんびりですが途切れることなく、ご報告して参りたいと思います!

今後とも、どうぞ末長く、よろしくお願い致します!




宜しければ、作品執筆のエネルギーとなりますコーヒー、スイーツのサポートをお願い致します〜(涙)いただいたサポートを糧に、より良い作品が生み出せるよう精一杯頑張ります!