はじめて「頑張れば行ける」飲み会を手放した

先週、久しぶりに飲み会で記憶を飛ばした。


最後に全体写真を撮ったことも、3軒目の立ち飲み居酒屋で「やばいあと5分で終電!」と言った後の帰り道も、すっかり記憶から抜け落ちている。まあ、気づいたら家の布団にいるわけだから、本能ってすごい。

そんな名残が抜けないまま突入してしまった今週。体調が悪いわりにオーケストラの練習やMTG、企画メシの課題、SHEmoneyの説明会と、出勤の余暇をすべて埋めてくるスケジュールに、焦りが出てきた。

11月1日にはコーチングも受けて、「よし頑張ろう!」となっていたのに。まんまと上から塗りつぶしてくるじゃん。

執筆の時間がまるで充てられない。余裕だった納期も刻々と迫ってくる。


しょうがない。
私は、今夜の飲み会を手放した


きっと、社会人にとっては当たり前の感覚なのかもしれない。
仕事が終わってないんだから飲みに行くなよ、って。

けれど、前職で居酒屋店長だった私は、一緒に飲む人も居酒屋業の人たち。「飲みに行ける=営業(仕事)がない」だったのだ。


今日は、前職でお世話になった1つ上の先輩が産休に入るので、その集まりだった。0時の営業終わりから始まるので、きっとスタートは0時30分くらい。

誘われたとき、とても嬉しかった。次の日は朝6時出勤だったが、風呂を済ませて参加して、そのまま職場に直行するつもりでいた。

その先輩は、私の最初の上司でありながら、プライベートでも仲が良い。元彼と別れたときも、好きだった人に振られたときも、その先輩にいちばんに連絡した。


私はそもそも飲み会が好きだ。


みんなで美味しいお酒と料理を堪能して、たくさん喋って、だんだん何言ってるかわからなくなって、最終的に夜の話ばかりになって。そんなくだらない場が大好きだ。

だから、元から予定があるときを除いて「頑張れば行ける」飲み会を断ったのは、今回がはじめて

本当は行きたかった。けれど、罪悪感はない。
先日『企画メシ』を一緒に受講しているキリさんと、こんな話をしていたからだ。

たくさん「やりたいこと」「やらなきゃいけないこと」がある中で、やらないことを決めないともう無理だなって。

限りある時間でいかにやりたいことを選んでやるか

私はやりたいことがたくさんある。初めて業務委託で仕事をいただいたメディアライターが楽しくなってきたうえに文字単価も上がったし、インタビュー記事もまとめたいし、イベントアーカイブも見たいし、ポートフォリオも更新したい。

もちろん飲みにも行きたい。けれど、一度飲むと次の日がその反動で潰れてしまう。それってすごく、もったいないんだよなあ。

「やりたいこと」を軸に選んだ、飲み会を手放す決断。だから、後悔は無い。

それに、一度飲み会を断ったくらいで今後誘うのを遠慮してくる人じゃないことは知っているから。

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