新卒2年目で辞めた私の話

ーなぜその会社に入ったか

ーなぜ一年だけして辞めたか

私は1年で新卒で入った会社を辞めた。
そこの会社は新卒雇用を始めて多く取った年に私も入社した。
就活の軸は
①人ーやる気がある人が多い
②海外との繋がりがある
後もう一個は忘れた笑

この軸から、やはり大企業は興味なく
ベンチャー、ベンチャー気質のところを見て行った。
そこで出会った会社で、だんだんと知ることで
どんどん好きになった。
最後は迷ったが、一番惹かれたのでそこに入った。

ーなぜ辞めたのか
一言でいうと、しんどかった。東京で暮らすこと、仕事、全てが嫌になっていた。

まず、仕事。

会社は好きで入ったものの、ある意味好きだからこそ、実務に入った時にものすごくギャップを感じた。

上層部が言っていること、嘘はないといえ、口だけだったり、表面的であったり、下層部との乖離があった。

その乖離を埋めようとするわけでもなく、上層部はもしこの考えに合わないのであれば、やめればよいという体はどんだけいろんな人が辞めても変わらなかった。

新卒で燃えていた私は、1年でどんどん諦めに近い形で、会社の考えを聞く時間はできるだけ聞かないようにし、目の前の仕事にフォーカスした。

そんな時、自分が他にやりたいことを見つけ、仕事先も見つけた。かつ、コロナによる自宅勤務が始まった。

やりたいことを見つけたばかりに、目の前の仕事、会社のことがどうでもよくなった。どうでもよくなったときに大きな仕事が振ってきた。

振ってきたという表現でわかるよう、完全にトップダウンであり、私はやらされている感覚はぬぐえなかった。

トップダウンかつ、無計画だったので、コロコロ変わる目標やDOが全部私に降りかかってくるので、このタスクは本当に嫌いだった。

そこにプラス、愚痴を言える人もおらず、テレワークでうまく愚痴も言えず、私のプライベートも人に会えず、ストレスはたまっていく一方だった。

なんとか、運動をしたり、おいしいコーヒーを作ったり、ZOOMのみをしたりと工夫をしたつもりだったが、限界が来た。

ほぼ鬱だった。

やる気はでない。寝れない。夜は泣いて寝れない。体もだるい。

そんな中でも大きなタスクがあったのでそれまで休めなかった。

休めなかったし、土日で休めば治ると思っていた。

だが治らなかった。

コロナが落ち着いたある日、会社全員が会社に集まり会議があった。人がいっぺんに集まることのストレス。周りに見られるストレス。コロナが落ちついたといえ、3密をさせてまでも出社させたい会社にストレス。でもいいことやってますよというアピールをしてくる会社にストレス。

もう限界だった。家に着いた途端、涙がとまらなくなった。

もうこれはだめだと思い、次の日大きな仕事もなかったため、休みをとった。

その日から仕事に行けなくなった。

仕事のことを考える度、胸が何か重いものがあるような、ドギってなるような、、そんな日々だった。

病院に行き、鬱とは言われなかった。診断書も出なかった。きっと鬱はもっともっと辛いのだろう。そんなんになるまで、働きすぎる日本人ってなんなんやろうって思う。

仕事に加え、東京。

大学から東京に出てき、とても楽しんでいた。だが、特に仕事を始めてから、東京がとことん嫌になっていった。

1番は、通勤電車。みんな慣れるとか言っていたが、私はどんどん嫌になった。誰が好き好んでおっさんの隣にひっつかないけんの。

くさい、マナー悪いやつうざい。ただそんな環境に慣れていく自分も嫌だった。

土日、遊ぼうとしたら都心に向かう。人混み。

自粛中、スーパー。人混み。どこに行くにも人、人、人。

こんなに人がいてもさみしく思う街、東京はとても冷たい。嫌なものに感じていった。

自然で生まれ育った私には東京はどうしても合わなかったのだ。


こんなわけで、鬱状態になり、仕事を辞めた。

私は仕事を辞めたこと後悔していない。

こんなしんどくなるまで、仕事をできた自分を褒めたい。

みんなに伝えたいことは、

もし精神的にしんどいときは、休んでほしい。

迷惑がかかることを考えるより、自分の心身を大事にしてほしい。

もし迷惑になるからと本気で思うなら、長期的に考え、自分の心身を後回しにし、体調を崩したら後々より長く休まなきゃいけない。そっちのほうが迷惑がかかる。

それより、日本の「人に迷惑をかけるな」文化はどうかと思う。

まず自分を大切にしよう。

とても長くなるので、辞める決断をした話はまた今度にする。