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何度も生き返り、永遠の憧れであり続ける。GUCCI COSMOSに「火の鳥」をみた

グッチは昭和のオカンのお宝だった。なじみ深いグリーンと赤とGGマーク。GUCCI COSMOSを見ると、「今のグッチはそんなんじゃないですよ」ということがわかるだけでなく、何世代もの女性の憧れであり続けるための戦略も開示されている。
ブランドは、一般人にとって謎めいたビジネスだ。
「ブランドだから高い」、「ブランドだからかっこいい」と、うっかり信じしまう理由は何なのか。
展覧会を見ると、視覚効果に対して惜しげもないリソースが投入されていることがわかる。そうした費用に対して「憧れ感」という効果がある。

時代ごとに何度も生き返り、永遠の命をもつかのようなブランド。まるで「火の鳥」のようだ。そんな謎めいたビジネスの一端を伺う機会として「ブランド好きでなくても見るべき」とおすすめコラムを書いた。

岡本光博さんの作品「バッタもん」(ネット画像から拝借。問題あればお知らせください)



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