MIE先生（星ヨガ）との対談⑤…〈自分ができること・できないことを理解している人は何でもできるようにみえる〉

<自分ができること・できないことを理解している人は何でもできるようにみえる>

ＭＩＥ先生
占星術的な分析でいうと、「Asc（アセンダント）に土星がコンジャンクション」というのが、この性質です。

自分で予定や期限を決めるタイプ。

更に、「決めればやれる」というのは「土星と火星がコンジャンクション」という性質。土星が表す枠を決めたり、スケジュールを決めれば、火星の行動力が発揮出来るという強さがある。

ただ、それはすごく気をつけないといけないこともあります。

枠を狭いものにするとその中でしかできないことになる。枠はいつだって広げられるということを常に思っておくことが大事です。自分の中で決めつけ過ぎないというのを意識しています。
期間などは決めた方がやりやすいけれど、自分の可能性をここまでと決めないように気を付けています。

「教えることが得意な人だよ」と、前から言われていたのですが、自分では思っていませんでした。やってみたら楽しいというか、一番力を注げるところなので、得意なことなのかなぁと。

あまり人と比べたりする性質は一人っ子のせいか元々ありませんでした。
人より出来ないとかで落ち込むことも少ないです。

今まで全て順調に進んでできたわけでもありません。
幼いころは背も小さく、出来ないことはたくさんあり、好き嫌いも多かった。全然出来ない勉強もあったし、好きなこと嫌いなことがはっきり分かれていました。

誰にでも得意・不得意があって、何でもできる人なんていないだろうと思っていました。自分に出来ないことをやっている人には尊敬心があります。

人と比べないのは母の影響かなと思います。
母とは誕生日がちょうど半年違いで、お互いの太陽の位置が真反対あります。(オポジションというお互いを刺激し合える関係。)

母は、テストの点数は気にしないタイプでした。
点数が良い・悪いよりも、出来なかったことをどうやったら出来るようになるか復習しなさいというのが母の方針でした。

私は根っからの文系ですが、母は理系でした。
私は小さい頃から漫画や絵を書いたりすることが好きで、スポーツは苦手でした。
母の言っていることはよくわからないことが多くて、全然思考回路が違うのだろうなと思っていました。私の興味のあることに母は興味がなく、全然話も合わなかったです。

松嶋さん
すごく大事ですよね。自分ができる、できないという仕分けは。

マーケティングではうまくいくやり方は流派がいくつもあるけれど、みんなにウケようとすると必ず失敗する。
自分にこれができるけど、これはできないという、ある種できない分野は諦める。

なんとなくＭＩＥ先生の話を聞くと
素直にさらっとできるというのは、出来る人と出来ない人がいる。非常に素晴らしい才能というか。

ＭＩＥ先生
諦める姿勢を持っていますね。
足はどうやっても速くならないし、どうやったって運動神経もよくなる気がしません（笑）

松嶋さん
出来ないなと思っても、全部ダメとか絶望するとかいう感覚は伝わってこないので。そこはある程度、自分に自信あるように思います。

ＭＩＥ先生
自信はないですが、絶望もしていないですね。

高校生の時、インテリア科に通っていたのですが、「基礎製図検定」という資格試験がありました。クラス４０名中２名くらいしか落ちないような誰でも受かる検定なのですが、２年間落ち続けました(笑)

「何でも出来る人」とよく言われるのですが、できないことはできない。頑張ってみるけど、出来なかった経験はたくさんあります。

松嶋さん
不思議なもので、「出来ない」をはっきり区別していて、「出来ないこと」はやらず、「出来ること」をやっている人は「何でもできる」ようにみえる。

逆にあれもこれも頑張っている人はこの人、あんまり出来なそうだなと見える。

不思議だなと思っていたのですけど、ある人のブログを読んでいたら、うまくいった人というのは意外と失敗しているのだけど、うまくいっていることを明るく話せる、自信をもって話せるのですよ。

自信を持った感覚を受けるので、この人はできそうだな、なんでもできそうだなと思ってしまう。

ＭＩＥ先生の出来ないは出来ないのだけど、これはやれるよなという自信感が、外からみると、自信もって出来ることが、ちゃんと出来てるんだろうなと想像しちゃう。
出来ることは出来ないという中立的なニュートラルな気持ちがあるから余計に信頼感があるというか。

ＭＩＥ先生
そこを深みとして捉えてもらっているのかなというのはありますね。
いっぱい失敗した経験があるから、失敗して当たり前だし、得意なことと不得意なことがあっていいと思っています。

松嶋さん
人に教えるのが上手なのですよ。
無理な期待をしない、無理な頑張りをさせない、あんまり過剰な思い入れしない

ＭＩＥ先生
私が無理したくない人だから(笑)

両親は運動が好きで、小さい頃から海行ったら「泳げ」とか、スキー連れていかれて凄い傾斜から「降りろ」とか(笑)遊園地に行くとジェットコースターとかも乗らされて！全然好きじゃないのに！！
そういうことをさせられて、すごく大変でした。でもそのおかげで若干運動ができるようになったのかもしれないですけど(笑)

あんまり人に無理強いしたくない。自分も極力頑張りたくないというか、そういう気持ちは強いです。

松嶋さん
時にはやらなきゃいけないことあるな、人に伝えるときはいいですね。

ＭＩＥ先生
頑張ってみて結果が出なくても、頑張った過程は後から力になるので、頑張ってみることも大事だなと思います。

松嶋さん
話はずれるのですけど、得意なこと苦手ことって、星占いでチャートをみたときにやっぱりこの分野は頑張れないなとかあるものですか？

ＭＩＥ先生
物事を素直に受け入れるタイプと、じっくり考えるタイプという分類や、すぐ行動できるけれど持続しないタイプ、すぐ行動はできないけどじっくり積み重ねるタイプなどの分類はありますね。

松嶋さん
即断即決できるようになりたいとか。図をみたときに、どうみてもこつこつゆっくりタイプそうだなというときはどんな風にアドバイスしますか？

ＭＩＥ先生
まず、自分の性質を理解してもらうことが先決です。
自分の性質にある良さを理解してもらう。

それから苦手を克服するには元々持っている出生図の性質だけではなく、交わる人やトランジット(現在の星の動き)の影響で克服する機会はあるので、そのタイミングを伝えます。どんなタイプの人とやると良いとか、この時期にやれるように準備しておくと良いなどです。

対談⑥に続きます。

＊対談①「対談のきっかけ・自己紹介」は下記よりお読みください。

https://note.mu/mikako_a/n/n54ff9a92538d?creator_urlname=mikako_a

＊対談②「占いに興味がないところから、占星術を学ぶまでの経緯」は下記よりお読みください。

https://note.mu/mikako_a/n/n53b4fa3f790b?creator_urlname=mikako_a

＊対談③「初めて自分で決断した仕事が占星術を教える仕事」は下記よりお読みください。

＊対談④MIE先生「人生を決断する秘訣・自分で自分と契約する」は下記よりお読みください。

https://note.mu/mikako_a/n/n7d953730dec9?creator_urlname=mikako_a

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