私は、絵本作家、Yの大ファンである。
絵本作家、Yが初めて絵本を作ったのは、彼が4歳の頃。
『がんばれかじをけせしょうぼうしゃ』
『がんばれけがにんいそげきゅうきゅうしゃ』
『ちびっこバスのながいいちにち』
アシスタント母さんは、どの作品も愛おしくてたまらず、
必死に書き留めた。
だって、絵本作家、Yは、1度しか物語を話してくれないからね。
もう、必死でしたよね、アシスタント母さんは。
5歳になった絵本作家、Yの絵本の作り方は、
まず、
タイトルから始まる。
彼の絵本のタイトルは魅力的なものばかり。
母は、あまりにもタイトルが素敵だから、必死にメモったことを覚えているよ。
しかし、
タイトルだけで満足してしまった
絵本作家、Y。
中には、絵本にしてくれた作品もある。
『ドキドキレース』
アシスタント母さんは、彼が話してくれる物語を
相変わらず、必死に書き留めた。
5歳だから、ちょっと、レベルが上がっており、
んまー
文が、長いのよぉ。
『ふゆをこすかぶとむしのようちゅう』
絵本作家、Yは、自分で字を書くようになった。
自分で書いたもんだから、
読み返しても、
なんて書いているのか、
ワカラナーイ。
たぶん、
と、いう物語。
文章が、きっと絶対素敵なはずなんだろうけど、
なんて書いているのか、
ワカラナーイ。
現在7歳になった、絵本作家、Yの新作。
で、物語は止まっている。
止まって、
もうかれこれ
数ヶ月が経とうとしている。
なになに?
男は一体何したっていうのよ。
気になるやん。
気になるやんか。
この物語の男が一体何をしようとしているのか、
それは、絵本作家、Yにしか
ワカラナーイ。
っていうか、
もはや
もう、
ワスレテール。
物語の男よ!
いつか、あなたに会えるその時が来たら、
この、noteに綴るから、
その時まで、まぁ、
どこかでのんびりコーヒーでも飲んでておくれ。