なぜ、この人が夫なんだろう…と思う時
結婚相手はかつての先祖が敵同士だったとの言い伝えがあります。
結婚して20年以上経つと、相手の嫌な部分もたくさん知って、激しい戦いを繰り返すうちに、やっぱり敵だったと確信をするものです。
得に更年期は、夫の定年や親の介護が重なり、より戦闘体制に拍車がかかります。
そんな時、娘の一言が刺さりました。
「お父さんを選んだのはお母さんの責任!」
男女が一緒になるということは、関係性を構築するという人生の課題。
女性が男性を体で受け入れたあとは、心で受け入れる必要があります。
女性性の最大の「包み込む」力で夫を受け入れることが、私が夫を選んだ責任だったと娘に気づかされました。
野生の動物に学ぶ子孫繁栄の法制
野生の動物は必ず同じ種類のオスとメスが交尾をします。
間違ってもヒョウのオスとチーターのメスは交尾をしません。
子孫を残すために、より強いオスと交尾をすることが出来るのがメスであり、動物界の掟です。
これは、子孫を残すためにDNAに記憶された本能です。なので、見た目や癖が嫌なんて言っている場合ではなく、戦いに勝った自分に必要なオスがそこにあらわれたに過ぎません。
それほど動物界のメスは価値ある存在なのです。
女性が男性を好きになる時は、たいてい遺伝子に導かれた直感です。目の前にいる相方の悪も善もすべて自分に必要な相手だと受け入れると、強い繁殖力を発揮するかもしれません
現代は、自己否定の女性が増えていますから、私は絶対的に価値ある存在だと思える自分になる事が大切ですね。
フェロモンは知っている
人や動物は近親の間に子供を持つと、先天性の意地や病気が発生しやすくなります。ですから、本能的に遺伝子が似かよっている間では子供をつくるのを避ける傾向にあります。
つまり、フェロモンから導きだされた生理的に嫌だという反応は自分に必要な人であるという気づきです。
痛みや辛さ、苦しみのなかに本質があるということは、あまり知られてはいませんがこのような感覚は、自分の心の奥底にある否定的な自分の姿です。
人間も戦って始めて、相手と自分は同じだったと気づくものです。
そう思うと、結婚は互いの成長であり、感謝しかありませんね。
そして、親より強くて逞しい娘を授けてくれたDNAは戦った私の体を昇華に導いてくれました。
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