ピンク好き男子の母、葛藤する。
次男は可愛いものや綺麗なものを愛する5歳児だ。
先日、兄弟そろって水筒を買い換えた。
買い物は夫が一人でいき写メを送ってもらう。
水筒の色は4色から選べて、黒・ブルー・黒地にエメラルドグリーンのドット・ピンク。
いかにも前ふたつが男の子で、後ろふたつが女の子をターゲットに作られたのだろうなと。
子供たちに何色がいいか選ばせたところ、長男は青で次男はピンクだった。
結構なピンクだったので迷うかなと思ったけど次男、潔く一択。
「青とピンクがいいそうです」とLineを返す。
夫の「買う?」という文字を
どういうニュアンスの「買う?」なのかと考えつつ
「お願いします!」と打ち返す。
夫が家に戻ってくると子供たちは「さっそく飲んでみよう!」と
水筒にお茶を入れて飲み「つめたーい」と喜んでいる。
うん、保冷ばっちりだね~新しいものはうれしいね~。
なんて思いながら穏やかな気持ちでそんな姿をみていたのだけど、
ほんと、どピンクなんだな。これが。
男の子がプリンセス好きでも、女の子が戦隊ヒーロー好きでも良い派。
けどこれを幼稚園に持っていったら
男子メインのスポーツ教室に持ってたら
何かいわれちゃうんじゃない?
私がいるときは
「可愛いものや綺麗なものが好きっていう気持ちを尊重してあげたくて」
と周りのママたちにいうと(これもなんだか言い訳っぽくて、なんで弁明しないといけないのかと自己嫌悪なんだけど)たいてい、
「へーそうなんだ。いいね、かわいいね♪ 男の子でもそういう子、結構いるよね」
なんて言ってくれる。
でもね1年後、小学生になってひとりで上手に対処できるかとても心配。
傷つけられてしまうんじゃないかって。
大切なものを諦めるようなことにならないかって考えてしまう。
しっかり抱えとる。気に入ったそうです。
そろそろランドセル選びをしないとなーなんて思っている。
テレビCMを見ながら次男が
「光るのがいいな」というのを聞き
「男の子が持っていても違和感がなくて、でも次男がすきな可愛らしい感じの光るランドセルを探さなくては」
という考えが頭を素早くよぎる。
女の子のだったらこれでもか!ってほど可愛いランドセルがいっぱいあるんだけどなあ。
次男がぶつぶつ言っている。
「でもねー、男の子はねー、黒とか選ばないとねーー」
そういうふうに思い始めているのだ。
なんだか残念。
「そんなことないよ、すきなのでいいんだよ」
と言いながらも黒だったら無難だな…と思っている。
こんな葛藤せずに好きなものを選べたらよいのに。
好きなものを選ばせてやりたい気持ちと
つらい目にあうんじゃないかっていう気持ちで
いつも心が行ったり来たりする。
次男や周りの人を信じて
「気にせんでよし!」「好きなものを選べばよし!」
と背中を押してやることができない。
去年は増税がらみで年子の長男は6月中にランドセルを購入した。
今年はこんな状況だし、税金も関係ないからもう少しゆっくりでもいいかな。
でも、ランドセルのお店の前を自転車で走り抜けるときに
うしろに乗った次男はきっと目を輝かせてショーウィンドウを見つめている。
キラキラの視線の先にあるものを選べたらいいなーと
母は葛藤中。
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長男はまだ小1なのでお迎えに行っている。
そこで赤いランドセルを背負った小4か小5くらいの男の子を見かけた。
お姉ちゃんのお下がりなのか、本人の希望なのかわからないけど
黒いランドセルを背負ったお友達と並んで楽しそうに歩いているのを見て
よそのお子さんながら「なんかよかった」と勝手に安堵した。
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あるnoterさん(リンク貼ってよいか確認中)の
すてきな記事から知ったニュース。
台湾のマスクは実名制で決まった数だけ買えるんだけど、
政府が一括で管理しているから色や柄がアトランダムで届くらしい。
なんでもヒョウ柄とかもあるらしい笑
どんなマスクが来るかちょっとした楽しみにもなるけど、
ピンクが当たっちゃった男の子がからかわれるのを嫌がって
マスクをつけなかったという事態にも。
そしたら男性の大臣がピンクのマスクをつけて会見したり
企業がロゴをいっせいにピンクにしたりして
「ピンクは女性だけの色ではないよ」
「ピンクは男性にとっても女性にとっても素敵な色」
とアピールしたそう。
台湾、…いいな!
昔から好きだったけど、ますます好きになったわ。
ピンクの似合う男性は老いも若きもかっこよくていいなーと思います。
加筆。わりとすぐにランドセル決めました↓本人の気に入ったものを注文できてひと安心です☺️
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