見出し画像

【おうち時間を楽しもう】おすすめ"ゾンビ映画"

好きな映画が暗い。圧倒的に暗い。人類滅亡系2種、ディストピアと来て次はゾンビ。さらに数テーマ考えているものの、いずれも明るくはない。しかし映画は趣味なので偏りが出るのは仕方ない。そんな私も昔はホラーは苦手だった。苦手過ぎて克服したくなったのが怖い映画にハマるきっかけ。世の中って何が起こるか分からない。そんなわけで個人的にお気に入りのゾンビ映画を紹介する。なおゾンビの定義について考えてみたのだけど、ここでは「なんとなくゾンビなら良し」とする。

「アイ・アム・レジェンド」

2007年、アメリカ。女性科学者アリス・クリピン博士が「はしか」のウイルスを元にガンの治療薬を開発。その治療薬は1万人以上のガン患者に試験投与され、全員が治癒したものの、そのうち5000人から狂犬病のような症状が出始める。なんと治療薬のウイルスが人間を死に至らしめるクリピン・ウイルスに突然変異していたのだった。したが、試験投与された1万9人のうち5,000人から狂犬病のような症状が出始め、治療薬のウイルスが人間を死に至らしめるK.V(クリピン・ウイルス)に突然変異していることがわかる。ウイルスは空気感染によって世界中へと拡散、致死率は90%。60億人の内54億人が死亡、残りの10%は免疫を持っていたものの、そのうち98%は体毛を失い、太陽光への耐性もなくし、暗闇で他の人間を襲うダークシーカーとなる。ネビル中佐は愛犬のサムと共に廃墟と化したNYで暮らすが…。

とにかくネビルが不憫。サムを失い、ラストでは治療薬に命を賭ける。涙なしでは見られない。1999年のテレビ映画「地球最後の男」のリメイク?のような映画だけど、オリジナルとはかなり違う。そちらも何度か見たものの、「アイ・アム・レジェンド」のほうが全体的に好み。

「新感染 ファイナル・エクスプレス」

2016年、韓国。「釜山に行ってお母さんに会いたい」という娘を連れ、ソ・ソグは釜山へ向かう。しかしKTXの発車を前に、何者かが駅員を襲う。ゾンビのような集団が人々を襲っていた。政府が非常事態宣言を出すなかソグは何とか娘と生き延びようとする。

予告にもあるKTXに群がるゾンビが凄い。何が起こっているのか分からないまま主人公たちは生き延びようとする。が、思うように行かない。ラストは不覚にも少し泣きそうになってしまった。2020年夏には次作である「半島」が公開予定。こちらは前作の4年後、国家機能が止まった韓国からの脱出について描かれている模様。

「28日後...」

2002年、イギリス。自転車メッセンジャーのジムは病院で目を覚ます。誰もいない病院を出ると外の様子が変わっている。やがて彼は何らかの病気によりイギリスが崩壊していることに気付く。生存者と会い命を救われた彼はラジオ放送を頼りに軍の基地にあるバリケード付近へと向かう。

これを初めて見たとき何よりも怖いのは人間だと思った。あちこちにゾンビが溢れているなかで生き残った軍人たちは女性を強姦しようとする。全く救いようがない。この映画を見た時に感じたことを、いま思っている。何より怖いのは人間だと。

「ドーン・オブ・ザ・デッド」

2004年、アメリカ。看護婦のアナが目覚めると、近所に住む少女のヴィヴィアンが重傷を負い寝室の前に。慌てて駆け寄った夫のルイスはヴィヴィアンに噛みつかれる。救助を呼ぼうとするアナに、死んだはずの夫が襲い掛かる。外に出て見ると、あちこちで人々が襲われている。人間を感染者に変貌させる謎のウイルスが蔓延していることを、アナはまだ知らなかった。

寝室のシーンが衝撃的。この「ドーン・オブ・ザ・デッド」と「28日後...」がゾンビ映画にハマるきっかけとなった2本。それまで「ゾンビ=遅い」というイメージだったけれど、走ったり跳ねたりするのは怖い。とても。

「ワールド・ウォーZ」

2013年、アメリカ。元国連職員ジェリー・レインは、妻カリンと子供たちを送ろうと車に乗っているが渋滞に巻き込まれる。フィラデルフィアの街はゾンビに襲われていた。それは人間を狂暴化させる謎の疫病が世界各地で流行し始めていたからだった。

完全なる解決策ではないものの、ジェリーは「対ゾンビ」に有効な手段を見つける。このエンディングが好きで何度も見ている。注意力って大事だな、と改めて思わされる。たぶん、かしこさとは、こういうこと。

終わりに

比較的メジャーどころばかりになってしまったけどゾンビ映画には本当にいろいろな種類があって興味深い。バイオハザードシリーズも好き。コメディも悪くない。見続けていると可愛くすら思えてくる。とりあえず今は「半島」が楽しみ。


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?