見出し画像

書をとおして伝えたい想い

こんにちは。

突然ですが、あなたは、書道に触れた経験がありますか。

小・中学校での書写の時間、
普段使うことのない筆に苦労し、ニガテ意識を
お持ちの方も多いのではないでしょうか。

また、
もう少し、字がキレイに書けたらいいのにと、
コンプレックスを感じられている方も
あるかもしれません。

わたしはというと、
勉強や運動は大の苦手でしたが、
書道だけは唯一の得意。
大人になってからは、教員をしたり、会派に所属
して活動するまでになっていました。

今回は仕事にまでしていた「書」に対して、
わたしが常に大切にしていた、
2つのことをお話していきます。


まず1つめ。
教員時代。
まずは、読んでいただく気持ちを持ち、
美しく読みやすい文字を書くこと。
苦手であっても、
誠実に・丁寧に・読み手の気持ちになり
書くことを伝えていました。
そして評価してきました。

なぜなら、
そこに書き手の想いがない限り、
受け取り側には何も届かないから
です。

書道は得意とお伝えしましたが、
書の世界には優れた書き手の方で溢れています。
そのような世界でのわたしの腕前は、
多少キレイに書ける程度でしかありません。

それでも公募展に出せば入選。
書道展では

心が洗われました
たいせつなことに気付かせていただきました

などと、
いつも感謝のお声をいただいていました。

見る方の心に届けたいなら、
技術だけでは届けることは出来ない
感じています。


上手ではなくても、
想いを届けたいという気持ちを持っておくこと

書き手の人間性が書に表れるため、
心のあり方、生き方に気をつけること。


これらのことは
テクニック以上に重要になると感じ、
大切にしています。


2つめ。
書をしたことのない人が作品を見たときに
書のことはわからないけれど、何か好き
そう感じていただける作品にしたい。

「とめ」とか「はね」がキレイに書けているから
素晴らしいではなく、
画的に、感覚的に、
心で感じていただけるもの。

こんなせわしない世の中だからこそ
大切にしたいと感じるのです。
ギスギスとした社会で
疲れた心をホッと癒す作品にしたいのです。

本当は
人として忘れてはならない大切なモノ」を
皆知っているのに、
日常に追われ、つい見失いガチになっているもの。

このことに、
書に触れ、
思い起こすキッカケとしていただきたい。

そんな作品を生きている間に、
たったひとつでいいから残したい。

これが学生時代から変わらない
たったひとつの夢であり願いとなっています。



~このような気持ちで書いた
 わたしの作品をご紹介します~

大学時代によく書かされていた写経「般若心経」


題材が決められず、練習なしで出品した大学1年の頃の作品
「寛猛」


題材が決められず、数枚書いて出品した大学時代の作品
「関戸本古今集」伝 藤原行成
「関戸本古今集」伝 藤原行成
「関戸本古今集」伝 藤原行成


展覧会出品
「ひたむきに空を仰ぎて咲く花の色なるからにあざやけきかも」岡本かの子


展覧会出品
「かく細きかよわき草の茎にだも咲きてありけり一輪の花」石川啄木



展覧会出品
「嬉しきは君にあふべき契ありて月に心の誘はれにけり」山家集



展覧会出品
「太陽のように元気に 月のように静かに 星たちのように美しく」
”これからの1年、ますます輝くことを祈っています”
誕生日にいただいた言葉を記念して


展覧会出品
「夏帯や一途といふは美しく」鈴木真砂女


展覧会出品
「あでやかに君がつかへる扇より祇園月夜になりにけらしな」吉井勇


勤務先の方からお嬢様の結納の席で床の間にかけたいとのこと依頼を受け作成。
「福壽」


【その他】
・贈答品として
 日本駐在記念として、ドイツへの帰国時の贈り物
 として、ご依頼いただきました。
 リビングに飾るとのこと、実際のお部屋の写真を
 いただき、調和するよう、額装で作成しました。

・関東の会派の会長様から依頼を受け、定期作成
 しています。
 武道会派のお免状、奥義、秘伝書等。

❖書の希望がございましたら、ご連絡ください。❖
※5万円~要相談。

<問い合わせ先>
・専用LINE


↓こちらもよろしければフォローしてみてくださいね。
❖stand.fm〜話し方や朗読などをしています。   https://stand.fm/channels/6168512fafa93b18fc43a814

❖X(旧ツイッター)〜声・話し方、フェイスケア、マナーなど発信。
かお✨しなやかに美しく(@eternit97694553) / X (twitter.com)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?