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2023.04.08-11お醤油麹づくり

2023.04.08-11お醤油麹づくり
6年目になったお醤油づくり。今年も相模湖千木良の高橋さんにお世話になりながら仕込みます。今回は麹部屋が新しくなり広くなりました。
とっても使いやすく、仕事がしやすくてありがたいです。
高橋さんは今回が今期14回目の麹づくりになるそうです。
藤野、相模湖近辺では手作り醤油を使っている人が何気に多いのはこの文化のおかげです。
今年は麹がとっても上手くいったと高橋さんから言われました。緑色がとてもいい具合だし、みんなケホケホになるほど胞子(?)がよく出ています。
楽しみ!
私たちは、藤野の綱子、しのばら、相模湖の千木良などのしょうこ隊長の綱子チーム。
おかげで小麦も大豆も私たちがつくったもの。(私は毎回ほとんど参加できないのですが)限りなく地域自給できているお醤油になります。
麹づくりは簡単にあげると
①小麦を炒る(何日か前に)
②小麦を粉砕
③茹でた大豆と粉砕した小麦を混ぜる
④種麹を混ぜる
⑤重さを測って箱に入れ、布でくるむ
⑥麹室に入れて温度を管理する
⑦2時間おきに検温 3日間くらい
40度以上になると、ほぐしたり、場所を変えながら温度を整える
⑧箱から麹を出しほぐし、塩を入れて切る
⑨麹と水を混ぜて1年くらい醸す(ツキイチ天地返し)
⑩醤油を絞る
と言う工程を経てお醤油ができます。
生き物なので、2時間起きに見に行っても変化があるし、匂いもどんどん変化するし、かわいいこたちです。
美味しい醤油になっていくのですから本当に不思議です。
市販の安価な醤油は、どんな加工がなされているかわからないし、何番も煎じされ色や香りをつけて販売されています。本当のお醤油を使うことは贅沢だと思うけれど、この文化は絶やしちゃいけないと思う。
日本の食の基本のお醤油、味噌。安心で自分に近いものを使いたいなと思います。
本当にありがたいです。


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