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透
2017年9月6日 08:31
からっぽからっぽなのは頭ではなくてからっぽなのはもっと内側でからっぽなのに軽くはなくてからっぽだから欲しくなってからっぽなのに在る振りをした。そんな私に色をくれたのは彼女で彼で貴方で…君だった。色んな色が飛び散って僕はやっと少しだけからっぽじゃなくなった。
2017年9月6日 08:34
たとえ、一ミリであろうと色を覚えた幸せ。きっと、たぶん、こういう感覚を私は憶えていない。自分の感覚として自分の目で見られない。いつだって間に一人、二人、三人と。違う誰かの目を借りて。