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2017年8月の記事一覧

蝉の鳴く声に紛れて
綺麗な音がしたから
歩いていた日影から
一歩足を踏み出した

目が眩んだ光の中に
見た幻は少し笑んで
夏の日差しにとけた

ああ、まだ
夏は君の季節

忘れようにも
忘れられない

君への想いは

風化しているのだろうか
化石と化して妄執ではなく
思い出となっているのだろうか

それでも今は懐かしく
思うこともあるけれど

作り笑顔であろうと
笑顔は笑顔であるし
そうやって笑っていれば
そのうちに
自分の笑顔になるの
偽物だっていつかは
本物になれる

そう信じたって良いでしょう?