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正解を探してしまう人に知ってほしい「大人の正解」

  • 正解がわからないので何から始めればいいのか困ってます

  • どっちを選ぶのが正解かを教えてもらえないですか

  • 正解が見つかるまでいろいろと考えてみます


仕事柄、よくこんな感じの反応をもらうので、そんなときは「お話に出てきた正解ってどういう意味ですか?」と確認をさせていただくことにしています。


なぜなら、その場で出てくる「正解」という単語の裏に、どんな疑問・悩み・不安・迷いなどが隠れているかは、質問をして深掘りしてみないと判断がつかないからです。


「あなたの正解とは?」と質問されたら、どう答えますか?


そんなちょっと簡単なようでむずかしい「正解」ですが、個人的にはシンプルにセルフ多数決で多いものが正解と考えるのが、一番自然な見つけ方だと考えています。


ところで「正解」って?

まず「正解」の意味を調べてみます。

1  正しく解答すること。正しく解釈すること。また、その解答や解釈。「正解を出す」
2 結果的によかったと思われること。「傘を持って出たのは正解だった」

Goo辞書ー正解

2はしっくりきますが、1は「正しく」の意味が・・


なので「正しい」も調べてみます。

1  形や向きがまっすぐである。
2 道理にかなっている。事実に合っている。正確である。「―・い解答のしかた」「―・い内容」「公選法は―・くは公職選挙法という」「―・いトレーニング方法」
3 道徳・法律・作法などにかなっている。規範や規準に対して乱れたところがない。「行いを―・くする」「礼儀―・い態度」「―・い判決」

Goo辞書ー正しい


1 は??、2はわかりやすいのかわかりにくいのか、モヤモヤするのでここで調べるのをやめます。

3 はそのままなので納得です。


調べた結果として、正解とは自分がしたいことをやってみて、その行動の結果を振り返ったときによかったと思われること

これが僕のたどり着いた「正解」の定義となります(ちょっと強引ですが)


子供の頃と大人になってからの「正解」の違い


ところで、なぜ正解がわからないとものすごく不安になったり焦ったりするかというと「子供の頃に正解を求められすぎたから」これに尽きると思います。


家庭では両親や兄弟姉妹から、学校では先生や友だちから、塾や習いごとでもそうですよね・・


子供の頃の正解とは「自分以外の誰かが決めた形があること・もの」の場合が多かったのではないでしょうか。



それが、大人になってからの正解とは先ほど書いた通り、自分がしたいことをやってみて、その行動の結果を振り返ったときによかったと思われることと考えると


大人になってからの正解とは「自分が決めた形がないこと・もの」と言えます。


正解って誰かが決めるものではなく、自分で決めるものだとわかると、なんか気持ちがスッキリして、フワッと肩の力が抜けませんか?


結論 正解がわからないを楽しむ!

会社や団体等に属していてその中で動くのであれば、正解が用意されている場合が多いので問題ないですが、個人で何かにチャレンジする場合には今もこれからも「正解がわからない」の連続です。

そんな状況をストレスに感じるのか、受け入れて楽しむのか・・これはどう考えても受け入れて楽しむ方が良さそうですよね!

ここはもう腹をくくって、自分が納得してやりたいと思ったことをとりあえず行動してみる→行動した結果が増えてくるとやがて正解の形になっていく


と考え方のクセを変えてしまうのがオススメです。


それと、正解を自分で決められる=「自由」を手に入れられると考えてみてはどうでしょうか?


もちろん、「自由」には「責任」がもれなくセットでついてきますが、自分の考え方や言動次第で圧倒的に自由を増やせるというのも大人の特権ではないでしょうか?


ぼんやりとモヤのかかった曖昧な正解の前で立ち止まるのか、とりあえず気にせずにその先まで歩いて自分だけの正解を探しに行ってみるのか、どちらを選ぶかはあなた次第です!

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