期待は風船のように簡単に膨らむものだから
誰もが、日常生活の中で抱く様々な期待は、新しいことに挑戦するとき、仕事での成果を望むときなどに、心を支えてくれる大切な感情です。
そんな期待は、未来への希望や楽しみを与えてくれますが、期待通りにならなかったときには、心が折れたり、失望感でいっぱいになったりすることもありますよね。
そこで、今回は「期待は風船のようなもの」というイメージをもとに、どうやって期待と上手に付き合っていくかをお伝えしていきます。
期待は風船のように膨らむもの
期待は、まるで風船のように、膨らんでいくものだと思いませんか?
新しいことにチャレンジするとき、初めは小さな期待を膨らませていきます。
「これがうまくいったらいいな」「きっと楽しいことが待っている」といったポジティブな感情が、風船に空気を入れるように、心の中で膨らんでいきます。
この期待を膨らませる時間は、とても楽しくて想像の中で未来の自分や周りの状況を描いて、ワクワクした気持ちを感じる瞬間です。
それは、私たちにとってモチベーションを保つために大切なプロセスです。
そして、膨らんでいく風船を眺めるように、期待が大きくなっていくのを楽しむことは、とても自然なことです。
膨らませすぎないことの大切さ
ただ、ここで気をつけたいのが、風船は膨らませすぎると割れてしまうのと同じように、期待もあまりに大きく膨らませすぎると、割れやすくな流ということです。
例えば、完璧を求めたり、自分の望む結果だけを期待しすぎると、現実がそれに追いつかないときに、急激に気持ちが落ち込んでしまいます。
もちろん、期待を持つこと自体は全然悪いことではありません。
でも、膨らませすぎて、自分が壊れてしまわないようにするためには、少し余裕を持って、「ちょうどいい加減」の期待をすることが大切です。
風船を割られたときの対処法
時には、大切に膨らませた期待という名の風船を、他の人に割られてしまうこともあります。
友だちに対して期待していたことが叶わなかったり、職場での成果が他人によって無視されたりして、心の中で膨らんでいた期待が一瞬で割れてしまったように感じることがあるでしょう。
そんな時の対処法は、まず自分の心を冷静に保つこと。
割れた風船の欠片を見つめるように、その状況を客観的に受け入れてみることが大切です。
「こういうこともあるんだな」と、少し距離を取って、自分と期待との関係を見直してみます。
そうすることで、割れた風船を見ても、また新しい風船を膨らませることができるように、期待も何度でも持ち直すことができるようになります。
期待を自分で調整する
風船の膨らみ具合をコントロールするように、期待の大きさを自分で調整できるようになると、心がとても楽になります。
例えば、新しいことに挑戦するとき、大きな期待を持ちすぎると、達成できなかった場合に大きなショックを受けます。
そこで、あらかじめ「何があってもそれはそれ」くらい控えめに期待しておくと、どんな結果になってもポジティブに受け止めやすくなります。
ということで、期待を膨らませるときは、セットで自分に問いかけてみてください、「今、この風船は膨らませすぎてない?」と。
風船の大きさを適度に保つように、期待も自分のペースで少しずつ膨らませることが、心の安定につながります。
「楽しい」を基準にする
期待との付き合い方で大切なのは、「楽しむこと」を基準にすることです。
風船を膨らませる作業が楽しければ、それは良い期待の膨らませ方です。
逆に、「絶対にこうでなければならない」と思ってしまうと、その期待はプレッシャーになって、意図せず風船を割ってしまうかもしれません。
期待を持つこと自体が楽しいものであれば、もしその期待が叶わなかったとしても、失望よりも「次はどうしようかな」といったポジティブな気持ちで切り替えることができます。
風船が割れても、また新しい風船を膨らませて楽しめばいいんです!
まとめ
少しずつ穏やかに膨らませていく期待は、自分を前向きにしてくれるもの。
期待があるからこそ、新しいことに挑戦したり、夢を持ったりすることができるわけです。
でも、その期待を膨らませすぎて割れてしまったときは、がっかりせずに、それを学びの機会と捉えてみてください。
そして次は「この風船はちょっと大きくしすぎたかもしれない」と思えたら、次は少し違った膨らませ方をすれば良いだけのことです。
期待をうまくコントロールしながら、上手に付き合っていくイメージを、ぜひ、膨らませてみてください。
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