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キーストーン・ハビットで日常生活に波紋を起こす

毎日をもっと心地よく前向きに過ごしたいと思いつつ、忙しい日々の中で新しいことを始めたり、ライフスタイルを変えたりするのは難しいものです。

そこで、今回は小さな習慣を1つ取り入れることで、様々な変化をもたらす「キーストーン・ハビット」についてお伝えしていきます。


キーストーン・ハビットとは?


キーストーン・ハビットとは、たった1つの小さな習慣を指します。

この習慣が、まるで水面に投げ入れた小さな石のように、日常生活に様々な影響を広げていくというイメージ。

例えば、毎朝5分のストレッチを始める→その一歩が体を元気にして→集中力を高めて→気分もリフレッシュさせる、そんな効果を生むことがあります。

こんな風にストレッチをするようになると、次は運動にも意欲がわいて、食事にも気を使うようになって、体全体の健康状態が向上する。

さらに、心の健康状態も改善されていく・・まさに波紋が広がるように、1つの小さな行動が次々とポジティブな変化を引き起こすというのが、キーストーン・ハビットの効果です。

小さな習慣から波紋を広げるためのステップ


では、具体的にどのようにしてこの波紋を起こす小さな石:キーストーン・ハビットを見つけて、生活に取り入れていけばいいのか?

ここでは、日々の生活に少しずつ無理なく習慣を取り入れるためのステップを紹介します。

1.小さな一歩を選ぶ


まずは、無理のない小さな習慣から始めることが大切です。

ついつい「ダイエットをする」「早起きする」など大きな目標を立てがちですが、最初の一歩は、もっとシンプルで難易度の低いものがいいです。

例えば、「毎朝コップ1杯の水を飲む」とか「夜寝る前に5分の瞑想をする」とか「日記を1行だけ書く」など。

こんな感じなら、毎日の忙しさの中でも無理なく続けられそうな気がしませんか?

大事なのは、最初の一歩を小さく小さく設定することです。

2. 習慣をリマインドする環境を整える


新しい習慣を取り入れたくても、日々の忙しさでどうしても忘れがちになりますよね。

そこで役立つのが、習慣を思い出させる環境づくりです。

例えば、毎朝の読書を続けたいなら、枕元や洗面所に本を準備しておくと、朝一のすでに習慣化された行動の流れの中に、新しい行動を組み込めるので、読書を忘れません。

1日の終わりに日記を書きたいなら、先に枕元にノートとペンを置いておく。

こんな小さな工夫が、習慣を定着させる大きなサポートになるんです。

習慣化において、環境づくりは非常に重要です!

3.少しずつでも確実に前に進む


とにかく、焦らないことが大切です。

一気に大きな変化を期待するよりも、少しずつ、毎日続けることを目指しましょう。

今日は忙しくて読書を目標の5分はできなかったけど2分だけやった、そんな日があっても全然大丈夫。

大事なのは、続けることそのものですから。

毎日続けていくことで、それが自分にとって自然な行動となり、気づけばそれが習慣として定着していきますので。

キーストーン・ハビットの具体例


次に、どのような習慣がキーストーン・ハビットとなり得るのか、いくつか具体例をご紹介します。

■毎朝の軽い運動


運動は、体の健康だけでなく、心の健康にも良い影響を与えます。

朝に軽い運動を取り入れると、その後の一日がシャキッとした気持ちで過ごせるようになります。

最初は5分のストレッチや、家の中で少し体を動かすだけでもOKです!

プラスして、体を動かすことで気持ちがリフレッシュし、エネルギーがわいてくるイメージを持つことで、相乗効果も期待できます。

■十分な睡眠


十分な睡眠も、キーストーン・ハビット候補のひとつです。

しっかりと休むことで、体と心の回復につながって、翌日を元気に過ごすことができます。

早寝早起きを習慣にするために、毎晩寝る前にリラックスする時間を作ってて、スマホを遠ざけたり、ゆったりとした音楽を聴いたりする工夫を取り入れてみましょう。

■瞑想や深呼吸


日々のストレスを和らげるために、瞑想や深呼吸を習慣にするのも良い方法です。

たった数分でも、心を静かに落ち着けることで、ストレスが軽くなったり、気分がリフレッシュされます。

「瞑想はちょっと・・」と感じる方は、深呼吸から始めてみるのがおすすめです。

朝起きてすぐや寝る前などに深呼吸することで、気持ちが安定して、集中力が高まる効果が期待できます。

自分に合った「小さな石」を見つけよう


自分に合うキーストーン・ハビットは、人それぞれ違います。

大事なのは、無理なく続けられる小さな行動を見つけることで、その最初の「小さな石」で、波紋はどんどん広がっていきます。

だからこそ、最初の一歩を恐れずに、小さな習慣をひとつだけ始めてみましょう。

「小さな石を投げ入れてみませんか?」


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