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習慣化アプリの使用効果を最大化させるコツ

習慣化アプリや三日坊主克服アプリは、うまく使いこなせば脱三日坊主・習慣化の強力な武器になりますが、アプリの使用効果を最大化させるためには事前に押さえておくべきコツがあります。

具体的に何をすればいいのか、それは

  • アプリの使用自体が手間を増やすと意識しておく

  • アプリを使うメリットとデメリットを把握しておく

  • アプリの使用状況を含めた行動をイメージしておく

の3つです。


アプリの使用自体が手間を増やす

当たり前の話なんですが、アプリを使うためには必ず対象のアプリを開く必要があります。

実は、このひと手間がとてもとても厄介なんです。

それはなぜかというと、アプリを開く際に、脳が2つの異なる反応をします。

  1. アプリを使うのが嫌、記録を残すのが面倒(拒否)

  2. SNSチェックしたい!YouTube観たい!(誘惑)

この脳が仕掛けてくる

【アプリを開けさせない&他の行動への誘惑】

は、アプリを使用する限り続きます、残念ながら。


そこで、脳からの妨害に対応するためには

  1. いかに「脳」をうまくだまして

  2. 新しい行動を嫌なことだと思わせず

  3. こっそりと習慣になっている行動の間に入れ込むか

がポイントとなります。

例えばカッコウの托卵のようなイメージで

脳にバレないように脳が嫌がらないように、ログインがスムーズで少ないクリック数で記録が終わるアプリを選ぶなどの工夫が有効です。


アプリを使うメリット・デメリット

アプリには行動管理機能に加えて、承認欲求をくすぐる仕掛けや人の心理傾向(得よりも損することを重視しがち)を利用した仕様など、それぞれに特徴があります。

例えば

■三日坊主防止アプリ:みんチャレ

5人1組で続ける習慣化アプリのため

⭕️ 仲間と一緒に協力しながら頑張ることでモチベーションを維持しやすい
❌ 仲間との相性やコミュニケーションの質に気持ちが左右される

■三日坊主を克服するアプリ:継続する技術

みんチャレとは真逆で

⭕️  ひとりでコツコツモクモクと継続するためのシンプルな操作性
❌ ゲーム性や派手さがないので刺激が少なく物足りない

といったメリット・デメリットが考えられます。

と、上記はあくまで私見のため、ご自身にとっては何がメリット・デメリットかを意識しながら、アプリ選びをされるのがおすすめです。

少しの違和感がのちのちアプリ使用の手を止める原因になりますので。


アプリの使用状況を含めた行動をイメージ

そもそも、アプリの使用が脱三日坊主・習慣化の邪魔になったり、負担を増やしてしまうと本末転倒です。

アプリを使ううえで、行動記録や成果報告・情報共有など、いろいろと作業が発生するので、悪く言えば自ら「やることを増す行為」となります。

だからこそ

  • アプリの使用シーンやそのタイミング

  • アプリ活用方法(所要時間や締め切り時間等)の確認

  • 行動記録以外(成果報告、各種コミュニケーション等)の有無

などを事前に把握し、実際の使い勝手をイメージしておくと、使用開始後の「こんなはずじゃなかった」に陥る確率を下げることができます。

また

すでに自動化されている行動にくっつける、かぶせる

ことが脱三日坊主・習慣化への近道です。

例えば、早起きの習慣化を目指しているとき

早起きできた!→アプリへの記録は通勤電車の中

よりも

早起きできた!→アプリへの記録は歯磨き中

の方が確実にアプリを使用することができます。

なぜなら、同じ行動習慣でも通勤中だと座れない、すし詰め状態でスマホが出せない・・自分でコントロールできない状況が不定期に起きてしまうからです。

いつ・どこで・どのようにアプリを使うのかは、必ずシミュレーションしておきたいところです。

最後に

ここまでいろいろと書いてきましたが、個人的にはご紹介した3つのコツに加えて

  • スマホホーム画面の整理整頓

を徹底するようにしています。

お恥ずかしながら、そうしておかないと目的のアプリを開く前に寄り道ばかりして、気づいたら別のアプリの使用時間が激増するからです・・

どれだけ良くできたアプリでも道具は道具

アプリの使用効果を最大化するためには、自分で楽しみながら工夫しながら使い込んでいく姿勢も大切ですね!

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