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ママになることについて考える @実家

4月からの保育園入園前に、と、いまわたしの実家に帰省しています。本を読んだり、まとまった仕事を片付けたり...できるはずもなく(笑)。何でだろう、慌ただしいというのもあるんだけど、それより何より自分が「実家モード」になっちゃうんだよね。子どもだった頃の、保護者がいて無責任でいられたときの自分。

https://note.mu/kaori_orita/n/nf8ccccddd825

これはな〜、、、

かおりちゃんのなかにもいろんな感情や考えが入り乱れてるのと同じで、わたしのなかにもたくさん相反するアレコレがあるから...。Mariano君が答えを出したいわけではなく色々話し合いたいと思っているのが救いだけど、自分もつきあっているひとにその避妊具(日本にはたぶんまだないかな?欧州に住んでた友人にこんなのもあるよーって聞いたことはある)の話を持ち出されたら泣いてしまうかもしれない。

そして、泣いてしまって混乱する気がする。「わたし、子ども欲しかったのか」って。

避妊の話ってもちろん2人のことだから話し合って決めるのがいいっていうのは分かってるけど、それをすることで何かが変わってしまいそうなのが怖いんだよね。あと、わたしの体のこと(から派生しての、女性側が何かをする避妊。ピルとかその体内に入れるやつとか)はわたしが積極的にそうしたいと言い出す以外にsuggestすらしてほしくないかも... と書いていて思った。相手が例え自分のことを思って言ってくれたとしても「なんであなたの快楽のために、わたしが自分の体をコントロールしなきゃいけないわけ?」って怒りが湧いてきそう。わたしの場合ね。避妊は2人が安心してセックスを楽しむためのもの&コンドームでの避妊は失敗の確率も高いものだと頭にはありつつ、「そんなことわたしに言う前に、あなたが毎回コンドームちゃんとしてから言え」って...。

ママになること、というか子どもを持つ持たないに関してはよく話したよね。わたしは最終的に子どもを持つって決めていまに至ってるけど、散々迷ったし。10年くらい。笑

わたしも小さな頃、ケンカばかりの両親や家族のなかにいるのが辛くて...。自分が家族をつくるとか考えられなかった。「家族が大事」とか言われても本当に(誇張じゃなく)意味がわかんなかったもん。ピンとこなかったの。

結局わたしは「子どもを持ちたい」と積極的に決めたというより「子どもを持たない人生を積極的に選べなかった」んだよね。わたしはこっちの人生を選ぶ、って潔く思えなかったから、子どもを持つほうを選んだの(選んで実際授かったのが本当にありがたいことではあるんだけど)。

だから、手放した、と思いつつ可能性を残しておきたいような気持ちもすごくわかる。できてしまえば産んでみたい、「子どもが欲しい」と言われたらやっぱり嬉しいという気持ちも。

あと、「結婚相手としてふさわしくないと思われたらどうしよう」って話。せつないなぁ。

うちも母方の近い親族にある病にかかってるひとがいてね。それに家族内もちょっとしっちゃかめっちゃかだったので、母は姉やわたしの結婚に差し障りがあったら、って気を揉んでいたみたい。実際、わたしたちの結婚式には母方の親族は誰も参列しなかったから、母は随分肩身の狭い思いもしたようです。本人たちは気にしてなかったんだけど。

でも家族に関するコンプレックスってやっぱりあってさ。自分のルーツである家族や親族を肯定できないと(赦す、というのとは違ってただただ「受け止める」というか)、本当の意味で自分の存在も肯定できないのかなっていまは感じてます。

あとあるとき思ったのは、「確かにわたしは両親や家族が仲が悪くて辛かったし、だから積極的に子どもを持って家族をつくりたいと思えない。でも、それって過去や自分以外の人間に人生介入されてるってことじゃない?辛かった過去に影響を受けること、自分からそれを許してる」。

もしもわたしの親やそのまた親から受け継がれたカルマのようなもの(それはお金観だったり人生観だったり、世界の見方だったり)があるのだとしたら、わたしはここでそれを断ち切れるのではないかな、それくらいのことできる時代になってるのではないかなと思ってさ。

あまり肩に力を入れず、そうなったらいいなーえへへ。くらいの気持ちでいるのだけど。

あーあ、人生は答えが出ない問題ばかりだね。

おもしろい夢の話もおもしろいねぇ。
なに示唆してるんだろう?

さぁ、そろそろ姫がお昼寝から目覚めそうな気配なので、また。お返事になってない文章で恐縮だわ。ブエノスの生活はいよいよ学校も始まって充実しているように伝わってきてとてもいいなぁと世界の裏側から眺めています。

#エッセイ #日記 #手紙


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