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私 〔其の参〕一生自立。

突然、断罪されるかも知れない。

「お前のような加齢と共に二重になるような嫁とは離婚する!!俺は二重と結婚した覚えはない!!悔しければ一重に戻してこい!!」と
メッチャカワイイコを抱き寄せた夫に言われる可能性はゼロではなく

「小さい胸は垂れないと聞いたのに垂れているではないかっ!!何が狭いおでこは皺が寄らないだ!しっかり皺になっているではないかっ!!貴様俺を騙したな!即刻離婚だ!!」と
ハンサム美人をはべらせた夫に言われる可能性もゼロではない。

(ざまぁ系の小説の読み過ぎ)

プライド。

夫に捨てられてもいいように。と言う訳ではないが
[夫に限らず誰かに頼って生きるのは、もはや私ではない]と思っていて
1人でも生きていける状態でいる事は、私が私でいる絶対条件となっている。

[誰かがいないと生きていけない状態]は足元がとても不安定で、選択肢や自由に制限が出てくるし
根が張れない状態では、すぐ引っこ抜かれて枯れてしまう。
それは私にとってとても怖い事だ。

なので夫に依存していないという事はないのだが、なるべく依存しないでいたいとは思っており
ニート期間中も夫から生活費をもらう事はなく、必要経費の分担は働いていた時と全く変えずに生活していた。
おかげ様で、雇用保険と退職金は飛ぶように消え、もう跡形もチリ程も残ってはおらず、銀行残高確認は苦行と化した。

(ニート期間のお金の理不尽さはまた別の機会に書きたいと思うのでここでは割愛するが、税金云々泣ける程エグくて、普通に日本という国を恨みました。)

夫と対等でいたい。同じ位置に立っていたい。

夫は前職でストレス王になっている私に「いつ辞めてもいい」と言い、会社を辞める事に反対をした試しがない。
なので、辞めると決めた時には「やっと辞めるのか」と言われたくらいだ。
つまり夫は、常に私の選択を尊重してくれているという事で、これにはもう感謝しかない。

でもこれは、夫が私を養える前提があるから言える事であって
私を養えないのであれば、ただの無責任な発言になってしまう。
では私は夫に同じ事を言ってあげられるのか。
会社は好きな時に辞めていいし
ある程度にはなるが自分の好きなように生きていいし
自分のお金は自分の好きなように使っていい。
と言ってあげられるのか。と言うと、

夫の状態と同じく、私が夫を養える状態にないと言ってあげる事ができない。
もちろん夫は私に養って欲しいなどと露程も思ってはいないが
私が夫と対等でいたいと思い、私も夫に選択の自由を与えてあげられる存在でありたいと思っているので、どうにこうにも自立している事は最低条件となる。

プラス

本音。

人間関係を抜きにすると、単純に仕事は好きなので、仕事をしていたい。
バイトでもパートでもいい。
でもきっと仕事をしだしてしまえば、その内バイトやパートでは満足できなくなり、
働くならガッツリ働きたい。自分の力をフルに発揮したい。という欲が必ず出てくる。

そして
好きなものを好きな時に好きなように買いたい!
好きな食べ物を好きな時に好きなように食べたい!
行きたい所に行きたい時に好きなように行きたい!
夫にお小遣いをもらって、気にして使うなんて嫌じゃ!!

はい、
結局は、自立=自己満足、自己肯定、自己実現で、自分のためでした。
プライド風に言ってみたり、夫をダシにしていい人風にしてみようと思いましたがムリでした。

ただの自由と自己満の塊でしたね(懺悔)


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