見出し画像

Snow dayの過ごし方

アメリカに来て最初びっくりしたのがこのSnow day。雪が降ると学校が休みになる。政府機関も閉まったりする。そして、親になって子どもが学校に通うようになってみたら、アメリカの公立校はむちゃくちゃ簡単に休校になったり、登校時間が遅れたり(delayed opening)、下校時間が早まったり (early dismissal)することがわかった。それこそ、予報で雪が降る「らしい」から明日は休校にしまーす、と前夜に連絡が来て、当日は雪が降りもしない、とかあるある。たとえ本当に雪が降っても、うっすら積もることすらなく、これ、雨と同じじゃない?ってレベルで休校もある。

働く親は、前日(または当日の早朝)とかに子どものケアの手配をしなくちゃいけないわけで、みんな一体どうしているのかといまだに疑問。親も一緒にSnow dayならいいけど、子どもの学校ほどの頻度で閉まる職場はないと思う。そうすると、子どもは家にいるけど自分は仕事に行かなくちゃいけないとかあるわけで。コロナ以降は在宅勤務がかなり広がったから、自宅から仕事できる人も増えたと思うけど、Snow dayなんて昔からあるし。もうその日は諦めて半休取ったりして、子どもと雪遊びに行ってる印象。日本だとあり得ない感じではあるけれど、それが許容されているのはいいよね、アメリカ。

で、そんな時代をそれなりに過ごしてきたわが家だけれど、今年めずらしく雪が積もるくらい降って、Snow dayの過ごし方が小さい時とずいぶん変わったことに気がついた。小さい時は、朝一番「雪ー!!!」と叫び、朝ごはんもそこそこに外に飛び出して行っていた子どもたち。小学生になった今、「あ、雪! 今日学校休み?」となり、外に行こうとはせずゲームをおねだり。楽しいことも変わったのね。学校に行かないとはいえ、そう長時間ゲームはさせてもらえないので、おもむろにスノースーツ着て外に行ったと思ったら……雪の中でサッカーしてる(笑)。雪だるまでもかまくらでもなくスノーサッカーていうのがうちの子らしい。雪がふかふかで転んでも痛くないし、いいかもね。あとは、お友達を呼んだり、呼ばれて行ったりして一日中プレイデート。これも、親と雪遊びでなくお友達と遊んだりするのが楽しいんだねーと子どもの成長を感じる。雪の中、つきあって外に出なくて済むのは助かるけど、そういう時代が気がついたら終わってたんだなと少し寂しさもあったり。

15 cmくらいは積もった!ふかふかの雪。

しかし、今週は子どもたち一日しか学校行っていない。月曜日が祝日で、火曜日と水曜日がSnow day、木曜日にやっと学校に行ったと思ったら、金曜日またSnow day……。そろそろ学校行かない?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?