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小説家になるということ

27歳の時にアジアの専門書を扱う出版社からエッセー集を出した。その時、編集者から言われた言葉が、それからの私にずっと付きまとっていた。
「君の文章は小説が書けるよ」
は? 何言ってんの? という感じだった。私は小説など書いたことがなかったし、嬉しかったけれど、何の現実味もなかった。そんな夢みたいなことを追いかけても食べていけないことはわかっていた。
だから、文筆業よりも国際協力の仕事を選んだ。学生時代は新大久保にある「国際学友会」という留学生寮で住み込みボランティアをしていて、卒業後に青年海外協力隊としてタイで暮らしてきた。青年海外協力隊から国際開発コンサルタントと突き進むことに疑問はなかった。
でも、ときおり「君の文章は小説が書ける」という言葉がよみがえってきた。
小説、本当に書けるだろうか……。
書いてみようかな。

いやー、小説家への道は甘くありませんでした。今も迷い道の真っただ中です。
そんな私のあれこれを、ここでつづっていけたらいいな。

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