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漫画から学ぶ事

妻「先週から『キングダム』にハマってる。平日は夜寝る前に一日の楽しみとして読んでるし、土日はもう少したくさん読んでる。やっと三分の一ぐらい読み終わったかな」

夫「どういうところが面白いの?」

妻「兵士同士の剣と矛の斬り合いの超接近戦があったかと思いきや、今度はガーッと引いてドローンで上から撮影したかのような何万単位の軍のダイナミックの動きがあって、その対比が面白いよね。ミクロとマクロのバランスがこの作品の魅力かなって思ったりしてる。私が好きな司馬遼太郎作品に通ずるものあるなって」

夫「なるほど〜、面白い批評だね。学んだ事は何なの?」

妻「考え方の勉強になる!」

夫「それデカいよね」

妻「主人公が超ポジティブ!それが成功する人全てに通ずる基本だよね

夫「漫画の主人公は大体ポジティブだからね。みんな性格似てるよね」

妻「子供の頃、ドラコンゴールとかスラムダンクとか読んでて、主人公ポジティブだったけど、当時はそれがあまり響かなかったな。もちろん漫画自体は超面白かったんだけど。でも、今回キングダムはいちいち響くんだよね。なんでかなって考えたら、自分の意識が変わって“自分事”として捉えるようになったからだと思ったんだよね」

夫「そっか、なるほど」

妻「やっぱ解釈だよ。解釈が大事!最近印象に残ったのは、若い頃から一度も勝ったことがない相手とまた戦うことになって内心動揺している老将軍がそのことを主人公に相談するシーンがあったでしょ。で、主人公は一発逆転の大チャンスが来てよかったじゃん!って言うんだよね。今までずっと負けてようが最後に勝った方が勝ちだって。これ、本当に解釈だなって感動したよ」

夫「ピンチこそ逆転の大チャンスだよね

妻「夫はキングダムのどこが面白い?」

夫「主人公は大将軍になるっていう目標あるじゃん。ワンピースのルフィーなら海賊王になるって目標。目標があるから行動できる。主人公にはその目標の土台になってる志があるよね。なぜ自分はそうなりたいのか、そうならねばならないか、って土台があるから応援したくなる

妻「そうだね。ただ金のためとか、偉くなりたいとかじゃないってことだよね。死んだ友達のため、この世から戦争なくすために国を統一したい、って強い想いの土台があるよね」

夫「でも、最終的に武力で勝ちにこだわったらどうなるかってのが、この漫画のラストだんだろうね」

妻「そうだね〜。あー、続きが楽しみ!」

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