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夏祭りで小さな経済圏を学ぶ

妻「今日は横浜の方まで夏祭りに行ってきたね。子供に甚兵衛着せて、楽しかったね!」

夫「久々に祭りに行った。疲れた〜」

夫「そこまで規模大きくなかったけど、結構人来てたね。一人だと行かないけど、家族いると行くようになるね。大切な人と楽しい事を共有したいから行くんだろうな」

妻「屋台出てて、たくさん食べました!」

夫「祭り行くと、たいして温かくもないし、めちゃくちゃ美味しい訳じゃない屋台の食べ物買っちゃう」

妻「雰囲気ものだからね」

夫「唐揚げも冷めてたし、カレーも普通だったし。どれも600円ぐらいしてたからね。でも食いたくなっちゃうんだよ」

妻「ビールもあの量で500円出しても飲みたいんだよね」

夫「500円のビールなんて、コンビニじゃ絶対買わないもんね」

妻「横浜の海を眺めながら盆踊りの音楽聴いて、あの雰囲気をみんなで共有する事にお金出してるんだよね。人は思い出にお金払うんだよ

夫「だよね〜」

妻「あと思ったのが、全部出店してる店の値段が一緒、ビールは500円、食べ物は500円〜600円、セットにするなら1000円もOKって感じだった」

夫「共産主義的だね。一個の出店だけ300円にしたら、そこだけバカ売れする。そうすると価格破壊になるから」

妻「そこの店は儲かるかもしれないけど、みんなが儲からない。
お祭り全体も盛り上がらなくなるし、収益とれなくなる」

夫「全ての店が足並み揃えて値段を均等にして幸せ、お客さんも満足して思い出にお金を払う。あの祭りで小さな経済圏が出来上がってたよね

妻「うまく行ってる経済圏って誰も損してないって事かなと思った。みんなが幸せになってれば、経済圏として成立しているんだって事が今日の祭りで分かったよ。資本主義経済だけが全てじゃない

夫「なるほどね」

妻「やばい・・。今日、10分喋ってない」

夫「祭りネタじゃ10分も話続かないよ。そんなにネタ無い。
普通の盆踊り祭りだもん・・」

夫「ていうかさ、どんなテーマでも10分持たせないとダメなんじゃない?俺らのインプットが足りてないって事だよ」

妻「今日の祭りでさえも、もっと吸収する気で参加しないとダメって事か」

妻「ぼーっとしすぎだった。反省・・」


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