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ムラ社会で「感情面での信頼」を得るためには~①地域の集まり、共同作業は最優先!

ご無沙汰しちゃっています。
最近のコロナウイルス情勢で出張がキャンセルになって時間ができた事務局長が、ピンチはチャンスとYouTubeに動画を投稿しまくっています。
その中から一つピックアップ。

いわゆるムラ社会で活動をしている若い方に、ぜひ見ていただきたいな~と思います。
ざっくり説明すると、地域で自分の意見を聞いてもらいやすくするには、「信頼を得ること」が大事。
そして、その信頼には2種類あって「感情面での信頼」と「理性面での信頼」があるという内容です。

私もムラ社会に飛び込んで今年で10年目となるわけですが(時の流れは速いものですネ)、自分の経験や周りの話を聞いていると、本当に「感情面での信頼」を得ることは活動をスムーズにする上で何よりも大事だなって思います。
人間は感情の生き物なので、何かのきっかけで「アイツとはもう関わりたくない」と思われてしまうと、リカバリーするのは非常に難しい。
そして、面と向かって「あなたのここがダメだよ」と言ってくれる親切な人は少なくて、大多数の人は何も言わずに離れていってしまうものです。

「感情面での信頼」を地道に得て、そして失わないためにはどうしたらいいのか。
私が実践している3つの方法はこちらです。

①地域の集まり、共同作業は最優先!
②頼まれごとは基本引き受ける&しっかりやる
③「ホウ・レン・ソウ」をこまめにする

一つずつ説明していきますね。

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①地域の集まり、共同作業は最優先!

今でこそ田舎でも自動車が普及し、道路が良くなって街場まで数十分という暮らしができますが、ほんの60~70年前は徒歩で一日がかりというのが当たり前の時代でした。昔の人の健脚エピソードは驚愕ものです。
そんな時代があったからこそ、山深くまた雪深い土地では「自分たちの地域のことは自分たちでやる」という自立した意識、そして「困った時はお互いさま」の互助の精神が強いのだと思います。

なので、恐らくどの地域にも、定期的に集まって集落のことを話し合う会議や道路の清掃作業などの共同作業、季節の行事(夏祭り/秋祭り、小正月の行事etc.)があるでしょう。

ムラ社会で暮らす上で、それらに参加することは最大優先事項です!
地域のことに対して“汗水かかない”人を、周りは信頼しません。地域を大事にしていないってことですから。

もし冠婚葬祭や外せない仕事があって、どーーーーしても参加できない場合は、責任者の人(区長さんとか)に直接連絡をして「こういう理由で参加できません」と伝えましょう。連絡なしの欠席はNGです。

例え会議に参加して、話し合われている内容がチンプンカンプンでも、共同作業で大した戦力にならなくても、「参加する」ということが何よりも大事です。

心理学では「単純接触効果」という効果があって、最初は興味がなくても繰り返し接すると好きになってしまうという効果です。
つまり何度も顔を合わせていると、好きになってもらいやすい。
とにかく地域の集まりには参加して顔を売る。好印象を持ってもらう。
ある意味、一番初歩的に「感情面での信頼」を得られる方法が、地域の集まり、共同作業は最優先にすることなんです。

ムラ社会に住み始めて1~2年は、肝に銘じて必ず実践しましょう。

②頼まれごとは基本引き受ける&しっかりやる
③「ホウ・レン・ソウ」をこまめにする
については、また後日!はちゃね!

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