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ムラ社会で「感情面での信頼」を得るためには~②頼まれごとは基本引き受ける&しっかりやる

勤務先NPOの事務局長のYoutube動画にインスパイアされて書き始めたシリーズ第2回です。

<前回>

<事務局長の動画>

私のたわごとに引き続きお付き合いいただいてありがとうございますm(__)m
ムラ社会で重要となる「感情面での信頼」を地道に得て、そして失わないためにはどうしたらいいのか。私が実践している3つの方法の2つ目、②頼まれごとは基本引き受ける&しっかりやるについて説明していきます!

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②頼まれごとは基本引き受ける&しっかりやる

地域に活動をしている若い人が少ないと、アレコレと頼まれることが多々あります。例えば私が地域の方から今までお願いされたことをあげると(無償も有償も含めて)、
・年賀状の作成(表面も宛名印刷も)
・同級会の案内の作成
・地域の行事の写真撮影
・地域にある文化財のPRチラシの作成
・有志主催イベントの司会
・地域イベントの出店の売り子
などなど…。

私の仕事が事務仕事でパソコンがある程度できるのと写真が趣味なので、それに関する頼まれごとが多いです。
若い男性であれば、草刈りや農作業の手伝い、雪下ろしなど力仕事を頼まれることも多いでしょうね。

こういった頼まれごとは、基本的に引き受けるのがベターです。そして頼まれたことは手を抜かずやること。締め切りは守ること(特に締め切りがなければ、自分からいついつまでにやりますと言いましょう)。有償無償に関わらず、です。

なぜかというと、ムラ社会では「お互いさま」の精神が強いので、何か良くしてもらった相手のことを悪く思うことはないからです。そして、こちらから何かお願いすることができた時に快く引き受けてくれます。
頼み頼まれすることで、結びつきが強くなると言えるでしょう。
「ちょっと面倒だけど、あいつが頼んできたからやってやろうじゃないか」と思ってもらえる関係性が作れると最高ですね。

しかし、もし相手から頼まれたことを断ったり(どうしても仕方ない場合は別ですが)おざなりになっているにも関わらず、こちらから何か頼んでばかりいると、「あいつは俺が頼んだことをしてくれなかったのに、こっちには頼んでばかりいる」と気を悪くさせてしまうでしょう。

そしてそういう感情面の小さなほころびが積み重なっていくと、取り返しのつかないことになってしまうのです。

頼まれごとの中には、「ちょっと自分には難しいかな…自信がないな…」と思うことも中にはあるかもしれません。
私が大事にしている言葉の一つに
「頼まれごとは、試されごと」
という言葉があります。

「試されごと」というと、何か試験を受けるような響きですがそうではなく、相手が頼んできているということは自分ができると相手が思ってくれているからこそだし、これをやれば自分のスキルアップにつながるからやってみよう!という意気込みです。(ただし、安請け合いはやめておきましょう!)

やると決めたからには、全力で行うこと。
以前、あるスピーチコンテストに出場する機会がありがたくもあったのですが、忙しさにかまけて準備を徹底しなかったところうまくやれることができず、大変後悔したことがありました。
それ以来、頼まれたことや新しいことにチャレンジする時は、自分が納得するまで取り組むことにしています。

そうすれば思うような結果にならなかったとしても、「自分はこれだけやったのだから、これが自分の実力なんだ」と割り切ることができます。
そして全力でやったこというのは、案外相手や周りにも伝わるものです。特にムラ社会というのは人と人のネットワークが強いので、誰かの自分に対しての評価が高くなると、自然と周りからの評価も高くなります。
そうすれば自分の意見が通りやすくなったり、活動に協力してもらいやすくなったりといいことづくめです。

「情けは人のためならず」(人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味)の通り、相手からの頼まれごとを一生懸命やることは相手のためだけでなく、自分のためにもなるということです。

次回は、ラスト③「ホウ・レン・ソウ」をこまめにするについてです。はちゃね!

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