思い出
沢山の思い出と共に今の私の人生がある
記憶と思い出
二つは似ているようで、少し違う
思い出は全体的なイメージのような感じで
記憶は断片的で、ある一つの事柄が、エッジを効いた刃物のように、ある一点が蘇る
それは、まるでその時にタイムトリップをしたかのように
自分が主人公で
前方から、何かが起こるというよりは
欠片の一つが強烈に蘇ってきて
音、匂い、季節、場所・・・
まるで、映画のワンシーンを見ているようでもある
一瞬のことだから、脳内で処理をされるんだろう
でも私にはその記憶の中に
どっぷり浸かっていると、何故だか逢いたくなる人は沢山いる
現実の世界では、もう、一生会えないのかもしれないけれど
逢って、謝したいこと、お礼を言いたいことがある
勇気を出せばできるのかもしれないが、
何が良いことなのかはわからないが、このまま逢わないこ
との方が、良いことなのかもしれない。
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