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リーダーにとっての「沈黙は金」 #44

おはよう!

今日7月10日の誕生花は、
「ラベンダー」

ラベンダーは、美しい紫色と芳香が特徴。古くからアロマセラピーやハーブティーに利用され、リラックス効果が広く知られている。

これはほとんどの人が知っているよね。


ラベンダーの花言葉

ラベンダーの花言葉は
「あなたを待っています」
「沈黙」

ラベンダーの花言葉の由来

「あなたを待っています」
この花言葉は、ヨーロッパのある逸話に由来している。
「ラベンダー」という名前の少女が、ある青年に恋をしましたが、なかなか想いを告げられずに待ち続けた結果、1輪の花になってしまった。
この伝説から、ラベンダーに「あなたを待っています」という花言葉がついたよう。

「沈黙」
ラベンダーの香りには、心を穏やかにするリラックス効果があるとされている。心が静かに鎮まり、平穏が訪れるという意味の「沈黙」という花言葉になったとのこと。


「沈黙」について

今日は、ラベンダーの花言葉の中から
「沈黙」について。

「沈黙」とは?念のため確認。

ちん‐もく【沈黙】の解説

[名](スル) だまりこむこと。口をきかないこと。「—を守る」「—を破る」「—して語らない」
音を出さないこと。物音もなく静かなこと。「深い夜の—」
活動をせずにじっとしていること。「長い—を破って新作発表する」

goo辞書より引用

「雄弁は銀、沈黙は金」と言う言葉がある。
、イギリスの評論家、トーマス・カーライルの著書『衣服哲学』の一説で、「Speech is silver, silence is golden」。
日本語に訳すと「雄弁は銀、沈黙は金」。

雄弁には大きな価値があるが、沈黙すべき時やその効果を心得ているのはさらに価値がある。沈黙を守るほうがすぐれた弁舌よりも効果的な場合のあること。

リーダーにとっての沈黙は金

リーダーにとっての「沈黙は金」とはどのようなことなのか、と考えてみる。

クライアントの社内会議に出ると、社長がほとんど話をしている場合がある。
社長が質問して答えられないと、また社長が話をしてしまう場面をよく見かける。

大抵のリーダーは、待てないのだ。
部下が答えられないと、沈黙が続くと、待てずに、自らが話してしまうのだ。

待てない

リーダーは、自分が答えを持っているので、部下の答えを待てないことが多い。
相手に質問をすることはできるのだが、「待つ」ことが苦手なのだ。

では、なぜ待てないの?
●答えられないのが可哀そうになり、自分で答えを話してしまう。
●部下が黙っていると、質問が悪かったのかなと思うので質問を変えてしまう。
●沈黙が長くなると時間がもったいないと思う
●何も考えていないのか、と思ってしまう
などが挙げられる。

リーダーとしては、助け船をだしたつもりかもしれないけれど、本当にそれでよいのだろうか?

発言がないからと言って、リーダーが発言するのは、一見優しいようにみえるが、部下にしてみれば、リーダーが答えてくれるから、リーダーが教えてくれるから、となり、「考える」ということをしなくなってしまう。
部下の「思考」を停止させてしまいかねない。

これは、部下の成長のを妨げてしまう。そして、部下のリーダーに対する依存心が高まってしまい、チームにとってマイナスにもなっていく。

リーダーは、時としてオブザーバー的であるべきで、部下に考えさせ、自由な発言をさせることが会議では必要ではないだろうか。
トップダウンよりボトムアップが必要な会議では特に。

もちろん、会議の内容によりけりだけど。


まとめ

「沈黙は金」という言葉は、「下手な弁解や言い訳をするくらいなら、黙っていた方がましである」という意味合いで使われたりするが、リーダーにとっての「沈黙は金」は少しちがうということ。
対話中に部下が考えている間は、「リーダーはじっと沈黙して待つ」ことが大切なのだ。

余談だが、あるクライアント会社では、会議というと社長が一人で喋って、質問は?で一人二人質問して終わり、という会議を見て、なんて時間の無駄なんだと思ったことがある。
もちろん、社長にはこんな会議はしないでくれと言ったけどね。待つ以前の問題なんだ。
そういう会社もあるんだよね。

あなたは、待つことができていますか?

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※誕生花、花言葉は諸説あります。

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