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社会人になるんだ

現在、今月の大学卒業、そして4月からの入社を控えている。
小学生からずっと続いた学生が終わろうとしている。

学生を卒業することが寂しいか、はたまた社会人になれることが嬉しいか。
それぞれの気持ちを今の大学4年生は抱えているだろう。

20歳の頃の自分は早く社会人になりたかった。自分がやりたかったことを諦めざるを得ない状況になり、これが25歳とかだったら実現できたのかなとか、大人になったらやりたいことができる可能性は広がるんだと思っていたからだ。

今卒業を目前に学生を卒業する寂しさの方が勝っているのだが、それは責任感の増大が理由だと思う。

私自身、大学生になり一人暮らしを始めたタイミング、また、20歳を迎えたタイミングでちょっとずつ責任感が大きくなっていったように思う。

一人暮らしを始めたことによって今までは親に任せっきりだった公共の手続きなどを全て自分で調べたり電話をかけなければならないこと(電話対応が苦手だった)、20歳になったタイミングで社会的にももう大人。契約などは自分がいいと思えば契約できるし、その分失敗した結果は自分が背負う。

でも、そんな中でも「学生」という肩書きが時には救ってくれたようにも思う。
本当はあまり好ましくないことなのかもしれないが、「学生だから」となんでも学生であることを理由にできたし、その分頼ることも簡単にできた。

今抱える不安はそういった「学生だから」という理由が使えなくなるってこと。「もう社会人なのだから」と言われそうだ。

私はこの社会人としての責任を受け止めることができるのだろうか。
この社会で生きていけるのだろうか。

そんな不安がよぎるが、そんなことも考えてたんだと振り返ることができるくらいたくさんのことを経験していきたいという好奇心も今は充満している。

幸い、4月からの就職先は自分を圧倒的に成長させてくれるだろうという確信がある。(もちろんそれは自分次第でもある)

まだ始まってもいないのに不安を感じることはあるあるだが、4月からはそれを1日1日感じることが惜しいくらい忙しい日々になるだろう。

学生を卒業してしまう寂しさは拭いきれないが、大人は大人で「社会人になったら色々な出会いがあるし、楽しいよ」と言われることもよくある。

希望に溢れた社会人を歩みたい。

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