見出し画像

【作品紹介】花火がしたいだけ

こんにちは。ミサキです。
気がつけば夏至も過ぎ、七夕が近づき、今年もあと半分を切ってしまったのだと焦りを感じています。もうすっかり夏ですね(暑いの嫌いだから夏も好きじゃない)。

さて、今日紹介するのは夏らしさというか夏の夜のムードを纏った作品『PM8:00』です。私がこの絵を描いたのは今年の5、6月ですが、この絵のモチーフとなっているのは昨年8月の出来事です。
つべこべ言わずに、とりあえず作品をお見せしますか。

はい。額装前の姿になりますが、こんな感じの作品です。「出来るだけ彩度の高い色を使って描く」という縛りで、透明水彩とオパール顔彩を使って描き上げています(最近はオパール顔彩が私の中で大流行)。

昨年の8月に友人と花火をした時の記憶を引っ張り出して描いた作品です。
たかだか友達と花火したくらいで、という感じではあるのですが、何しろ昨年はコロナのせいで4月から8月くらいまで、バイト先の人以外とは全く会ってなかったんですよ。
そりゃ数ヶ月ぶりの友達との再会となればめちゃめちゃ嬉しいじゃないですか。はしゃいじゃうじゃないですか。ドラッグストアで1本40円だったライターでうまく着火できないとか、そのせいで指に水膨れができたとか、とりあえずダイソー行って色々と備品を買いなおそうみたいな、そんなことだけで楽しくやっていけるわけです。まじで楽しかった。

ちなみに、この時にやった花火はスポ手花火と言いまして、西日本特有の線香花火でした。東日本の線香花火は火薬を下向きにして遊びますが、こちらは火薬部分を斜め上にして遊ぶタイプです。まぁだからどうだったとか全然覚えてないんですけど(買ったライターがめちゃめちゃ使いづらかったことの方が印象強すぎた)。

正直この一年、この花火に付き合ってくれた友達がいたからこそ、家族にも地元の友人にも会えない状態でもなんとか発狂せずやってこれた感があるので、友人には感謝です。

この絵にその感謝の意を込めたかといえば全くそんなことはないですが、自分が糧としたこの思い出を一生手放したくなくて、絵にしました。(気に入ってるので、今後も何パターンか作ろうと思ってます)

この絵は今週の月曜日からCafe & Dining Bar YUZURIHAにて展示しています。
壁にかけた瞬間にスタッフやお客さん達から「この絵めっちゃ好き!」と言ってもらえて嬉しかった。色合いももちろんですし、光の加減で表情を変えるところもなかなか面白いので、直接見ていただけたらとても嬉しいです。

作品情報
タイトル PM8:00
作者 マツオミサキ
販売価格 2800円
作品サイズ b4程度(額装込み)
使用画材 アルビレオ水彩紙、透明水彩、オパール顔彩、蜜蝋
展示場所 Cafe & Dining Bar YUZURIHA

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?