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茄子焼きと焼き茄子

昨日のアテ。


- 茄子の糠漬け
- 納豆奴
- お揚げのチーズ焼き
- 焼きなす
- もずく酢にプチトマト
- めかじきの唐揚げキャベツ添え
-水茄子の浅漬け


茄子が美味しい季節になってきましたね。

茄子を縦に半分に切って、
背中に格子状に切れ目を入れて、
油で焼いた物が、茄子料理の定番だった。
実家では茄子焼きと呼んでいた。

油を吸ってしっかり焼けた茄子に、
お醤油を垂らして、
からしをつけて。。。
いくつでも食べられるくらい大好きだった。

家庭菜園で茄子もたくさん採れたから、
茄子を消費するには簡単でおいしくて、
重宝したメニューだったんじゃないかな。

茄子焼きする時に、
油を多く吸いすぎてしまう問題がある。
それはそれで美味しいんだけど、
ヘルシーさを考えるとどうなんだろうと悩みどころではある。

でも大丈夫!

最初に油をひかずに茄子を焼き、
そこそこ火が通ったかなというところで、
追い油(うちはオリーブオイル)をすると、
食感とおいしさはそのままに、油を吸いすぎずにすむ。
というのを大人になってから発見した。
ヘルシーでいいよね。

と、ここまでは茄子焼きの話なんだけど、
ここからは呼び方の順序を変えた、
焼き茄子の話。

茄子を素焼きにして、
皮をするんと剥いたやつ。
それを生姜醤油と鰹節でいただく。

つるんとした茄子が熱々も美味しいし、
冷やして食べてもいいよね。

これ、呼び方の順序を変えただけで、
違うお料理になるのがおもしろい。
両方焼くことには違いはないが。。

焼きなすはあまり馴染みがなくて、
作るのもなんとなくハードルが高い気がして作ったことがなかった。
作っても失敗したり。

それが、伊藤一視さんの
『台所おぼえ書』を読んでから一変した。

料理上手の伊藤一視さんのお料理のメモ書きのような古い本なんだけど、
料理をする上で簡単で大切なポイントが簡潔にまとめられている。

3行くらいにまとめられたその焼き茄子のレシピに、自分の経験値を足したら、
とても簡単に、かつ美味しい焼き茄子ができた。感動した。
手間も時間もかからない、なんて便利で美味しいレシピなんでしょう。

それからはもう何度も焼き茄子を作っている。
この夏、度々登場するアテになりそう。

伊藤一視さん。ありがとう!!

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