明日からできる論理的思考
こんにちは、みーたろうです。
今回は「論理的思考」いわゆるロジカルシンキングですね。本とかでもたくさん出されていますよね。
どのようにすれば、ロジカルシンキングな思考になるかとかハウツー本がたくさんありますが、私はさくっと読めて明日から簡単に実践できるロジカルシンキングをお伝えします。
まず、思い込みを捨てる
皆さんはコピルニクスの地動説を知っていますか。地動説は宇宙は太陽を中心とし、周りの惑星はその太陽の周りを回っていると言う説です。
昔はその逆の天動説が主流だった時代に、自分の考えを曲げず地動説を唱えたコピルニクスですが、やはり当時は受け入れられるものではなかったようです。ですが、結果としてコピルニクスの説が正しい事が証明されました。
ここで大切なのは、思い込みを捨てると言う事です。誰しもが信じている事に対して、あえて疑問を持ち、検証してみる事です。
論理的思考スキルとは、しっかりとした客観的データに基づく事実を知る事です。自分の見えている視野が決して正しい訳ではない事、常に疑問を持ち続ける事です。
なぜ、この事を言うのか。
皆さんは、世界で予防接種を受けられない子供たちは何%いるか知っていますか?
答えは、20%です。
普通は50%かな、いやもっと多いかもと考えるじゃないですか。でも実際は20%と意外と少ないのです。
人は物事をドラチック化して勝手な思い込みを持ってしまう習性があるのです。
物事を客観的に見るには、自分の考えではなくて、人の考えをマッチングさせて論理的に分析していくのです。
この思考になるには二つの思考を消す事です。「分断思考」と「ネガティブ思考」です。
分断思考
「分断思考」とは単純に物事を二つに分けたがる思考の事です。
例えば、金持ちと貧乏、先進国と途上国、幸せと不幸、勝ち組と負け組、サラリーマンとフリーランスなど。
でも、実際にこんな簡単に分ける事ができますか?
金持ちと貧乏よりも、その中間層が多いですし、幸せと不幸も人の価値観によりますし、サラリーマンとフリーランスもその両方をやられてる方も多いです。
はっきりと二つに分ける事は全く物事の本質を見れなくなってしまいます。
例えば、飲食店を作りたい時、立地が大事だと考えます。
分断思考だと交通量が多い=良い、交通量が少ない=悪い
このような分け方をします。
しかし、もう少し深く考えてみると
交通量が多い場所は家賃が高い、店を回すのに人がたくさん必要になり人件費も高くなる可能性があります。
逆に交通量が少ない場所は家賃が安い、人もいらないのでコストが安く済むなどのメリットもあります。
また、デリバリー系に専念すれば、店舗に来た人には気持ちのいい気楽な接客ができるといった余裕ができるメリットもあるのではないでしょうか。
こういった事から、二つに分断するだけでは見えてこない事がありますので、この分断思考はやめた方がいいと思います。
ネガティブ思考
次に「ネガティブ思考」ですが、人間はネガティブな事にすごく共感する生き物です。ニュースでも死亡事故などの報道が多いのは、視聴者の共感を得るためです。
朝から結構ネガティブなニュースばかりだと、世界がどんどん悪くなっていくと思っちゃいますよね。
ここで大切なのはネガティブなニュースに対して、疑問を持って下さい。
例えば、昔ソフトバンクの大規模通信障害がありましたよね。
記事ではソフトバンク通信障害後の約5日間で1万件の解約と出ていたと思います。
ですが、これ冷静に考えてみると、今日本には1億7000万回線あり、そのうち23%の約3910万回線がソフトバンクです。
通常の年間解約率は約2%なので782,000件解約/年
782,000解約/365日=2142件/日
1日に2142件が解約する計算になります。これを記事に当てはめると
2142件×5日=10,710件になります。
これって通常の解約件数と変わらないですよね。
こう言う風にメディアはネガティブな発信をしますので、一旦冷静になって自分で検証してみる事で事実が分かります。
これはビジネスの上でもきちんと裏付けをしてから行動する事が大切です。
最後に
与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、常に疑問を持った上で自分なんに調べて裏付けを取って情報を取捨選択して下さい。
ビジネスをする上で、データを基づく分析は必須です。そこからわかる客観的事実のみを信じて行動して下さい。
自分が持つ考えは間違っていると、考え他の方の考えを取り込んでください。そこから裏付けを取った情報や客観的データを織り交ぜて、社会をみると次にする行動が見えてくるのではないでしょうか。
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