「日本の巨大ロボット群像」展~京都文化博物館
たしか京都に向かう途中で、「日本の巨大ロボット群像」展のポスターを見かけて、
「なにこれ!行ってみたい!」
と、ロボットアニメに詳しくもないのに強く興味をそそられて行ってきました。
このポスターデザイン、かっこいいですよね。「鉄人28号、ガンダム、ロボットアニメの浪漫」という副題も硬派で惹かれました。
私はほとんどロボットアニメを見てきてなくて、「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」の3作品はかろうじて「見た」と言えるくらいです。
これらのガンダムのアニメを見たのは、数年前にオランダ人からオランダのロッテルダムにあるガンダム(っぽい)彫刻を教えてもらったことがきっかけです。
この彫刻の存在をおしえてもらったときに、いろいろガンダムについて質問を受けたですが、ほとんど何も答えられなくて「これでは、いかん!」と思って見始めました。
そんなわけで、ロボットアニメに関してガンダムぐらいしか知らない私ですが、この展覧会を見た結論から言うと
すっごい楽しかった!
私のようなロボットアニメ超初心者が楽しめたのは、銀河万丈さんと水樹奈々さんが掛け合いで話す音声ガイド(700円)の力がとても大きいです。ロボットアニメに疎い人でもわかりやすい、学べるエンタメになっていました。
知ってる鉄人28号じゃなくて驚いた1960年の姿。頭にアンテナついているし、手首も細い。でも、手首のとげとげや胸元の装飾部分の鋲の打ち方、頭部についたトサカ(?)とか、後世の28号に通じるところがあります。
マジンガーZは、主人公が巨大ロボットに乗りこんで操縦して戦う最初のロボットアニメだそうです。どのように主人公が乗った小型の乗り物が巨大ロボットに組み込まれるのかよく考えられていますし、乗り物のデザインがすごく魅力的でした。
細かく設定された内部機構が見るのが面白くて、このバナーの前に長い時間立ち止まっていました。とくに関節部分の違いを見比べて動きの違いを想像するのが楽しかったです。
最後の方の展示室では、床いっぱいに実物大のガンダムの絵があって、その巨大さが実感できました。
ただ、ちょっと驚いたのが、ガンダムの手が思ったよりも小さかったことです。これじゃ、セイラさん乗れないんじゃ?と思いました。
ミュージアムショップで目を引いたのがこちらのお守り。すごく強そうだけど、何から守ってくれるんだろう???
「日本の巨大ロボット群像~鉄人28号、ガンダム、ロボットアニメの浪漫~」
2024年7月6日~9月1日
京都文化博物館
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