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片手は常に空けておけ【2022年の抱負】

こんにちは。MEGANです。出産後、2回目の生理が到来、テンションが急上昇、急降下している中でお届けしております。

今日は、先日投稿した2021年の振り返りの最後にご紹介した「人生ビンゴ」を元に、2022年の抱負についてご紹介します。今考えに詰まっている人、今年の目標を今から決める人、生き方に悩んでいる人にぜひ読んでもらいたいです。


人生ビンゴの再掲

先日ご紹介した人生ビンゴはこちらをぜひご参考にしてください。
今日は、この中から特に今年「やり切りたい」ことについてお話していきます。



私が追い求めてた「好き」ってなんだっけ

2021年は兎に角「走り切った」故に、失ったものが多かったと思う。

昼までたっぷり寝た時、お風呂に浸かった時、こんな時間があったらメールを3本返せたな。などと思うような癖がついてしまったことに、私は果てしない喪失感を感じた。
鈍感で、図太い性格の自分なんかが仕事で鬱になることは無いと思っていたし、最後には全て丸く収まるようにできている、などと楽観的でいた。

仕事柄多くの人と関わることで「価値観の合わない」人が一定数いることも、そんな人たちから激しく傷つけられてしまうことも、対処の仕方もわからないまま、無力な自分をただただ守りたいために、仕事ができるようになるためだけに「常に仕事をする」「わからないことを0にする」と、自己暗示という名の魔法をかけて駆け抜けてきた。私がやったことに悔いはない、けれど今は大きく間違っていたと思う。

実際に、困った局面で他人にも上司にも頼れない自分がいた。寝てない頭で考えても、働かなかった。話をされても入ってこない。機械のように処理していたら今度、心がついてこなくなった。夢中で処理するだけの仕事だと思えばいいのだ。そう思った瞬間「今までの仕事、全部、処理しただけになってないか?」と、真理に気づいてしまった。好きで向き合ってきた自己課題に対して、心が拒否し始めてきた、そんな瞬間に無性に悲しくなってしまった。


片手は常に空けておけ


ひろゆき氏の著書「1%の努力」中にある言葉である。
自分の好きと向き合う時間を堪能することを、世の中の人はおざなりにしていないか、という問い掛けだった。
好きな映画を夜ふかしして10時間ぶっ通しで見る、好きなゲームを1日中プレイする、そんな時間を「無駄な時間」として消化していないか。そんな提言だった。

実際、仕事から解放されたかった私は、産休に入った瞬間に兎に角暇を持て余した。仕事もないのに、なぜか毎日急かされるように息をして吐いていた。常に何かに追われているような気持ちになったので、たくさんやりたいことを作って、全て消化していった。消化する過程はすごく気持ちがよかったけれど、なんだか違った。そう、それはただ処理しているだけに過ぎなかった。だって、友達と遊んでるのに、夜ご飯の準備しなきゃとか、洗濯物回さなきゃとか、誰誰に連絡しなきゃ、とか。時間区切りのタスクに頭が痛くなった。悪阻で何もできなかった日は、また自分を責めた。やることもなく起き上がれない日は1日寝ていたが、それでも何もできなかったことを責めた。


私に必要なのは、考え方からデトックスしなきゃいけないってこと

普通だったらこうしなきゃいけないのに。当たり前にできてなきゃいけないのに。
私の中の余裕を喰いばんでる虫を退治できたとき。私はやっと余裕のある、ヘルシーな大人になれるんだと思う。

季節の移り変わりを楽しんで、地元の美味しい食材で手の込んだ料理をして、1日中好きを堪能しながら生きて、一緒に生きていく人を大事にするということ。
何も決めないで生きることを楽しめるように。自分が大好きだと思えるように。
だから、今年のテーマは「迷ったら頑張らない」こと。今必要ないものは、今やらなくてもいい。詰め込みすぎたり、時間を最大限使おうとしすぎて上手くいかなくなった時に後悔しないように。そのうち好き、と思えることを溜めていって、点と点が結ばれて線になるように、きっとどこか私が満足できる場所へ辿り着くように。

育休中、生後4ヶ月が過ぎた頃、私はやっとこの考え方を体現できるようになった。子育ての毎日がハプニングで、予期せぬことでたくさんの時間を消費した。おっぱいをあげて出かけられるかと思いきや、眠くてぐずり出したり。うんちを漏らしてお洋服の替えを用意してなくて結局家に帰ったり。出先で寝てくれるかと思いきや2時間泣きっぱなしだったり。行き先を余儀なく変更することも、やりたいことを少しもやれないことも、たくさんあった。そんな毎日だけど段々と、予想できないことも面白くなってくる、こんな感覚。

娘には、余裕のある大人が、自分で自分の機嫌を取れるような面白い人生を教えてくれるようにあって欲しいのだ。だから先ず、私がそれを体現できる大人になりたい。


目標はたくさんあるけど

どれも達成できなくてもいいかな、と思う。

今夢中になって取り組めていることが、面白ければそれでいいんだ。
娘の調子が良くて、旦那さんも見てくれる時、私は近所の温泉に駆け込む。サウナで一汗かいてはじまる1日は、なんとスッキリしたことか。
朝早く起きて、洗濯物、皿洗い、部屋の掃除、全てが2時間以内に終わって一息つくときに飲む紅茶の、なんと美味しいことか。
1日の始まりにいいスタートが切れた時、勉強するのも捗る。勉強してる時間は、自分が夢中になってる感覚があって、いかに効率的に面白く内容を変えて取り組めるか考えてる。

ユニクロでアルバイトをしてた時に、お客さんに「あなたのその服、どこにあるのかしら?」と聞かれることが有難いことに多かったのもあって、お洋服を上手に着こなすことに興味が出たので勉強している。資格なんかもありそうなので取ってみる。アパレルブランドも立ち上げるのが難しくなさそうなので、とりあえずやってみる。

将来は海外に住みたいので、英語の勉強を始めてみる。コロナ禍で、最後の海外旅行は2年前になってしまった。パリやイタリアに行って、美味しいものを食べたりもしてみたいので、移住することになっても困らないようにいろんな制度を調べてみる。コロナ禍の各国の対策とか、子育て支援とか、そんなことも興味があるので調べてみる。

今年は東京に戻るので、娘の教育活動に十分な支援ができそうな保育園を探してみる。そしたら保育士の労働問題、賃金問題も教員時代と似たような境遇だったので、仕組みで解決できないだろうかと、保育園の立ち上げができないか、支援をしてくれる方を探している。


なんとなく今やっていることを書き綴ったけれど、毎日こんな感じで適当に過ごせている私は、今最高に幸せなんだと思う。だから、別に目標なんて達成できなくてもいいから、家族で幸せに健康に過ごせればそれでいい。



最後に

私と同じように、もし息が詰まっている人がいたら、まずは健康に生きてみてほしい。住んでる部屋の好きなところとか、雪が降った時に聞く音楽とか、ジブリ鑑賞会とかして、今生きてる自分がみてるものを堪能してほしい。息を吸って、吐くだけ。そんな時間をチルして生きるのが、自分を最大にデトックスする方法なんだって、誰かに教えてあげてほしい。

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